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三国志早わかりハンドブック の商品レビュー

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2020/09/22

三国志演義の入門書としてはちょうどいい情報量でした。 ルビも振られているので、小学生から読めます。 ページをめくると、まず始めに三国志演義内で主要、重要となる人物を 厳選して軽く紹介しています。イラストもついているので イメージもしやすくなっています。 紹介が終わった後、戦い...

三国志演義の入門書としてはちょうどいい情報量でした。 ルビも振られているので、小学生から読めます。 ページをめくると、まず始めに三国志演義内で主要、重要となる人物を 厳選して軽く紹介しています。イラストもついているので イメージもしやすくなっています。 紹介が終わった後、戦いを主軸に置いて三国志演義の世界と歴史を綴っています。 そのため、冒頭から多くの人物名が出てきますので 三国志演義を知らずに読むと、登場人物が多すぎて混乱する恐れもあります。 ですが、その対応策としてあるのが巻末から載っている(後ろから読む形) 三国志演義登場人物紹介一覧です。 知らない名前が出るたびに、後ろページで調べることが出来ますので この人、誰?とならずに読み進めることが出来ます。 戦で見る三国志演義となっているため、人物の個性や考え方は あまり描かれてはいません。巻末の人物紹介もあくまでざっくりとした 紹介になっているため、何故この人がこうしたのか、といった点は 少しばかり分かりにくくなっています。 とはいえ、三国志演義の全体の流れをざっくり知るには十分です。 個人的には、三国志演義の流れが書き終わった後にある、 『三国志あれこれ』が良かったです。 この時代、もしくは三国志以前の中国周辺がどうであったか。 政治や暦、官職はどうなっていたのかが分かりやすく書かれています。 中でも官職はとても細かく書かれ、三国志演義だと誰がどの官職だったかも 書かれているため、非常に勉強になりました。

Posted byブクログ