大アジア周遊記 の商品レビュー
矢野提供本。 この本の紹介をするには、まず鈴木成明さんについて語らなければならないと思う。 彼と出会ったのは、高田馬場にあるミャンマー語教室だった。(当時、私はミャンマー語を習っていた。) ミャンマー人のマヘーマ先生の人柄にひかれて、その教室は、彼女を慕う、いろんなアジア好きの...
矢野提供本。 この本の紹介をするには、まず鈴木成明さんについて語らなければならないと思う。 彼と出会ったのは、高田馬場にあるミャンマー語教室だった。(当時、私はミャンマー語を習っていた。) ミャンマー人のマヘーマ先生の人柄にひかれて、その教室は、彼女を慕う、いろんなアジア好きの個性あふれるメンバーが常に出入りしていた。 鈴木さんは、その中でも、ひときわ個性的だった。 風貌なのか、顔つきなのか、4年間大陸に住み、韓国からレバノンまですでに24カ国を旅してきたオーラと、独特の感性と、ユーモアで、彼のまわりには、いつも磁石のように人が集まっていた。 【こんな奴と一生友達でいたい】と思える人って、私にとって、そうそうたくさん出会えるものではないけれども、彼はそう思える人の一人だ。 たまに、むしょうに旅に出たくなったとき、夜な夜な、この本を開くことがある。 彼の目を通して見たアジアの国々。 うれしかったこと。。。現地で出会った人々。。。ちっとした恋心。。。おいしかったお酒や食べ物。。。空気。。。湿度。。。笑ったこと。。。本当に腹がたったこと。。。沈んだ気持ち。。。だまされたこと。。。がっかりしたこと。。。感激したこと。。。失望したこと。。。ケンカしたこと。。。 そして、ひとつの若き日々の成長と経験。 その感情のすべてを理解することが出来た。 それは、私もまた、自分と同じ黒い瞳をしたアジア人が大好きで、アジアに魅了されているからだと思う。 鈴木成明の目を通して見た、アジアの懐の大きさを感じてもらいたい。 アジア64カ国を制覇するまで、鈴木成明の旅は、今も続いている。。。。。。
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