やればできるんよ の商品レビュー
私の地元すぐ近くにある安西高校の再生をしたという女校長先生の体験記録。 全部一読してみて感じたのは、実際の校内で起きた事実をえらくかけ離れた事を本に書いているな、という印象。 実際に、私の親もこの著者が教頭時に教員として勤務していたが、本書のように教員に熱意・やる気が感じられない...
私の地元すぐ近くにある安西高校の再生をしたという女校長先生の体験記録。 全部一読してみて感じたのは、実際の校内で起きた事実をえらくかけ離れた事を本に書いているな、という印象。 実際に、私の親もこの著者が教頭時に教員として勤務していたが、本書のように教員に熱意・やる気が感じられないというのは事実に反し、かなり教員方は毎日家庭訪問されていた(自分の親もまた然り)。 また、この著者は問題ある生徒にはかなり強引かつ脅迫めいた感じで退学や留年を迫っていたという。実際に、卒業生の方からの情報だと著者から言われたのは「あんたがバカかどうかは私が決める」という名言を残されている。 後にこの著者は広島観音高校でも生徒の前で教員を恫喝、さらに私立広島音楽高校では恫喝が過ぎてパワハラで訴えられている。 こうした様々な情報を勘案すれば、本書がいかに事実に反した独創話であることが分かってもらえるだろう。 逆に独創話と割り切った上で、本書を読めば、書いている内容は一人の教育者・管理職の理想的な教育論が展開されており、その教育論自体は傾聴に値すると思うので是非読んで頂きたい。
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荒んだ高校のモラルをあるレベルまで引き上げた校長の奮闘記。 これを読むと、教師の怠慢さや、親の怠慢さ故に、子供が荒れる・・・という構図を思い知らされる。それと荒れる理由の一つに、あれる本人が、他人から認められないという思いが重なるのを見る。人間、社会性があるわけで、やはり社会や学...
荒んだ高校のモラルをあるレベルまで引き上げた校長の奮闘記。 これを読むと、教師の怠慢さや、親の怠慢さ故に、子供が荒れる・・・という構図を思い知らされる。それと荒れる理由の一つに、あれる本人が、他人から認められないという思いが重なるのを見る。人間、社会性があるわけで、やはり社会や学校で本人を認めてあげる・・・そういう教育ができる土壌をつくるべきなのだろう。
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荒れた高校に赴任した新任女性教頭(のちに校長へ)の学校改革を自身が振り返った本(2007.2.27)
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16/100 母校の国語の先生が、母校の次に教頭として赴任した高校での「実録スクールウォーズ」。熱心な良い先生だった。
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トイレ掃除によって学校改革をした事例。女性管理職になったばかりの女性教頭による学校改革記。主題は現状の体制に甘んじている教員への強烈な批判だと思います。教員必見。
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