神様からひと言 の商品レビュー
最近流行りの本屋さんが勧める本。 「書店員さんが大絶賛!」の帯につられて購入。 大手広告代理店を辞め、食品会社に再就職した主人公がトラブルを起こし異動になった「お客様相談室」でのハードな日々を面白くおかしく、時にはせつなく、それをさらりと描写している。 読んでるときも楽しく、読...
最近流行りの本屋さんが勧める本。 「書店員さんが大絶賛!」の帯につられて購入。 大手広告代理店を辞め、食品会社に再就職した主人公がトラブルを起こし異動になった「お客様相談室」でのハードな日々を面白くおかしく、時にはせつなく、それをさらりと描写している。 読んでるときも楽しく、読み終わっても良かったと思える本です。
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ユーモアたっぷりの文章。クレーム処理って、考えようによっては面白いかもと思ってしまった。ゆっくり時間をかけて読みたい本です。
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企業内の"お客様相談室"に左遷された主人公たちの成長を描いた作品。 前半部は暗い感じですが、半分を過ぎた当たりから一気に物語が動き出します。 暗くなりがちな題材を、コミカルに描くことで軽快さを与え、好感の持てる作品になってます。お勧め。
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こういうのも青春小説、というのかな。笑いとホロリの絶妙なバランス。若干「アイデン&ティティ」の香りもしなくは無いけれど、読後感はこちらの方がスッキリ。あんな人たち、ホントにいます。リアリティもあるし、文章うまいね。 2006.02.24-26
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お客様相談室で十人十色の苦情を聞きクレーム処理に奔走するサラリーマンのお話。周りのキャラも一人ひとりが引き立っていて面白いです!最後はスッキリ、後味爽快です!
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お客様相談室に”左遷"された主人公と、同僚たちの話。くすっと笑わせ、ほろっとさせられる。 お客様相談室って大変そう。。昔、T芝でも事件あったよね。。
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大手広告代理店を辞めて某会社に再就職した20代後半の主人公の紆余曲折の 物語である。 冒頭の会議シーンで一生懸命プレゼンしている商品名が明らかになったときの 衝撃たるや。 薄々、くるなくるな、と分かっているのにおかしい。 この人のこの辺りのセンスが好きだわ。 再就職先の会社がス...
大手広告代理店を辞めて某会社に再就職した20代後半の主人公の紆余曲折の 物語である。 冒頭の会議シーンで一生懸命プレゼンしている商品名が明らかになったときの 衝撃たるや。 薄々、くるなくるな、と分かっているのにおかしい。 この人のこの辺りのセンスが好きだわ。 再就職先の会社がスゴイんだな。 牛乳で食中毒を出したり、日付を改竄していたりした某食品会社を想起させる デタラメさである。 組織がデタラメなら、勤めている人間もデタラメ。 おバカな同族会社ってイヤねって感じが良く出ている。 そんな救いようのない状況から、ある種の悟りを開き、道を切り開く様子が痛快。 読んでてスカッとする。 一瞬怯む厚さではあるが、サクッと読める。
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「思わずおもしろいとつぶやくほど!」という煽りがありましたが、陽気なギャングを読み終わった後だったので、そこまでではありませんでした。けど、途中から一気に読んでしまったのは確か。キャラクターがしっかりとしていて、なおかつテンポよく読みやすかったです。最初の会議シーンがあまりにも「...
「思わずおもしろいとつぶやくほど!」という煽りがありましたが、陽気なギャングを読み終わった後だったので、そこまでではありませんでした。けど、途中から一気に読んでしまったのは確か。キャラクターがしっかりとしていて、なおかつテンポよく読みやすかったです。最初の会議シーンがあまりにも「あるある」という描写でつられてイライラして投げ出したくなりましたが、起死回生の途中からの畳みかけは読んでいて爽快でした。タイトルと表紙でもっと泣かせる系だと思わせられたのは、ちょっと損だったような。(読み終わったのは6月28日)
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もし自分がクレーム処理担当の部署に左遷されたら、きっとすぐに辞めてしまうだろうなぁ。 でも、自分を哀れんでばかりじゃ前に進めないし、思い切って踏み出さなきゃ大切な人を取り戻すことも出来ないんですよね。 この面白さに、ページをめくる手が止まらないこと間違いなしです!
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荻原3連発。改めてこの作家は多彩だなと思った。ちょっとなかだるみ気味なところもあるけど、やっぱりうまい。
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