いいわけ劇場 の商品レビュー
群ようこ節効いてました!笑笑 それぞれ十人十色のいろんないい訳短編集。みんなそれぞれ隠し持った変な性格や趣味をそれぞれにいい訳しながら過ごしていく、という話。 幸せとか不幸とかそういうのはとりあえず置いておいて、私これだけはやめられないんだわーっていう、しょうもない趣味を持つメ...
群ようこ節効いてました!笑笑 それぞれ十人十色のいろんないい訳短編集。みんなそれぞれ隠し持った変な性格や趣味をそれぞれにいい訳しながら過ごしていく、という話。 幸せとか不幸とかそういうのはとりあえず置いておいて、私これだけはやめられないんだわーっていう、しょうもない趣味を持つメンバーたちがそれぞれ繰り広げるしょうもない趣味についてのエピソード。 麻雀やら、メイク、食べ物、何もしない、楽なこと。趣味、楽チンってウケる。笑笑 そんなそれぞれのストーリーを読んでて、ふと自分に我にかえると、それまたあーしょーもねーなーと、思うような一冊です。
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誰もが持ち得る狂気と紙一重な言動を面白く描いていてさらさら読める。 自分は違うと思いながらも、ちょっと理解できるなと思わせる所がすごい!
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群ようこさんの「いいわけ劇場」、2002.4刊行、2005.3文庫化。面白かったです。群ようこ節、炸裂といったところでしょうか。短編小説12編、エッセイではありません。老若男女12人の、面白くて、そしてちょっと哀しい物語です。
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極端に何かに執着してる人とか何かをやめられない人たちを主人公にした短編集。ちょっと狂気すら感じられる依存の話しを重苦しくなく、こうもユーモラスに、「わかっちゃいるけどやめられない」心理を細かく書ける群ようこさんは凄いなーと爆笑しながら何度も思いました。出てくる人たち、それゆえにど...
極端に何かに執着してる人とか何かをやめられない人たちを主人公にした短編集。ちょっと狂気すら感じられる依存の話しを重苦しくなく、こうもユーモラスに、「わかっちゃいるけどやめられない」心理を細かく書ける群ようこさんは凄いなーと爆笑しながら何度も思いました。出てくる人たち、それゆえにどこか憎めない感じがするんですが、現実に身近にいたら困るかな。こんな人がお友達だったら、こんなが家族だったら、ご近所さんだったら…と考えるとちょっと嫌かなぁ。 かく言う私は、そうですね、スマホのゲーム止められないんです。課金はしないし、簡単なパズル系とか育成ゲームだけなんですが、こんなのしてないでその時間でもっと本読めよとか自分に突っ込むんですが、やめられないんですよね。どうしてかな?教えて群ようこさん。
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2002の作品。 何かに依存するあまり、どこか本末転倒な人々の13の物語。 どの話も少々毒があって愛おしくて面白かった。 厚化粧と言われようとも毎朝化粧に120分かける「120の女」 借金踏み倒して友達なくしてもおしゃれがしたい「欲望の女」 野良猫にエサをやることが生きがいの「...
2002の作品。 何かに依存するあまり、どこか本末転倒な人々の13の物語。 どの話も少々毒があって愛おしくて面白かった。 厚化粧と言われようとも毎朝化粧に120分かける「120の女」 借金踏み倒して友達なくしてもおしゃれがしたい「欲望の女」 野良猫にエサをやることが生きがいの「餌やり爺さん」 麻雀にのめり込むOL「炎の勝負師」 等々。
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「劇場」といってもAKBではない(笑) なにかに依存しないと生きていけない極端な人達。 おもしろおかしく書かれていて、軽く読める。 人間の欲求は底なし沼だ。
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偏執的な人がどんどん出てくる短編集。「だって、これがなきゃだめなんだもん!」多かれ少なかれ誰にでもある。どこかで自分を甘やかしてあげないと生きづらいんだもん。異常とも言える彼らに笑いながらも自分にも異常なとこがあるんだろうなぁ〜と思ったり。
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「だってこれがないと生きていけないんだもん」 何かに依存するあまり本末転倒な日々を送る、 12人それぞれの物語を描いた短編集。 すっごい面白かった。 もったいない精神をむき出しにしてゴミ収集に明け暮れるおばあちゃん、 長生きをしたいが為に添加物の入った食品を一切口にしない青年...
「だってこれがないと生きていけないんだもん」 何かに依存するあまり本末転倒な日々を送る、 12人それぞれの物語を描いた短編集。 すっごい面白かった。 もったいない精神をむき出しにしてゴミ収集に明け暮れるおばあちゃん、 長生きをしたいが為に添加物の入った食品を一切口にしない青年、 流行のファッションを身にまとうべく家族や友人から借金しまくる販売員、 夫と別れ息子と2人で暮らすお金を稼ぐためにぶりっこを続けるパート主婦、 などなど、コミカルだけど物悲しさが漂うお話ばかりでした。 自分と向き合うことって難しいけど大切。 でもそれ以上に大切なことは、 自分と向き合うことによって見つけた「自分が作り上げた現実」を受け止めて、 方向転換が必要なのかもしれないっていう気付きを得ることだと思う。 何かを守ることによって何かを少しずつ破壊しているのなら、 それはきっと間違っているのかもしれないんだよね。 「強靭な精神力よりも、柔軟な心を持つべき。 あまりにも強度があってもパキッて折れちゃいそうだし。」 って内田有紀が言ってて、 確かに…やっぱ辛い思いをいっぱいしてる人は違うなぁって思った。 あ、こんなこと書いてるけど文章自体は重くなくてスラスラっと読めるから、 電車の中とかでの暇潰しにはもってこいの1冊です。
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いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編...
いいわけしながらやめられない、「だって、コレがないと生きていけないんだもん」。生きていれば、誰にでもあるよね、つらいこと、悲しいこと。だから、わかるよ、その気持ち。何かに依存するあまり、どこか本末転倒なおかしな人たちが次々登場。著者ならではの筆が冴えわたる、哀しくもおもしろい短編小説集。
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短編集。 なかなか癖のあるお話で、何かに執着する人が描かれています。 笑えるようで切ない、複雑な気持ちになりました。 私はちょっと苦手です…。
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