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事故係 生稲昇太の多感 の商品レビュー

2.9

20件のお客様レビュー

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2013/10/16

なんていうか…いまいち。 前作『脳男』がおもしろかっただけに、よけい…。 なんだろ、ふつーすぎる? ストーリーもふつーだし(特にスリルもなく、テーマ性もなく)、キャラクターの設定もふつーだし(特に魅力もなく)。 なんかいまいち、何が書きたかったのか(何が主題となっているのか)...

なんていうか…いまいち。 前作『脳男』がおもしろかっただけに、よけい…。 なんだろ、ふつーすぎる? ストーリーもふつーだし(特にスリルもなく、テーマ性もなく)、キャラクターの設定もふつーだし(特に魅力もなく)。 なんかいまいち、何が書きたかったのか(何が主題となっているのか)がよくわからない作品です。 前作がバリバリのミステリー作品だったから、著者の息抜き…みたいなものなのかしら? あっさりしてて、山場のない作品。 ただ、でも、それにしても、警察官である主人公の「日常」を描いているわりに、心理描写も甘く、単純な思考形態をとっているため、あまり共感できない…っていうのが不満。 人間の心理って、もっと複雑なものだと思うのだけど、そういうのがないから、読者側としては主人公の内面に入っていきにくいのではないかと思います。 と、今日はちょっぴり辛口めで…。

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2012/03/29

警察小説/熱血漢・生稲昇太の物語/交通課の日常を淡々と/オチというオチではなく/昇太の周りの人たちに興味あり/

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2011/03/05

22歳の昇太は、正義感たっぷりで直情型の愛宕南署交通課巡査。南署のマドンナ・大西碧とつきあうクールな先輩・見目とコンビを組んで交通事故の解決を目指す。だが、社会や組織の壁にぶち当たり、うまくいかないことばかりで...。これこそ警察小説の新境地!『脳男』で乱歩賞を獲得した著者の受賞...

22歳の昇太は、正義感たっぷりで直情型の愛宕南署交通課巡査。南署のマドンナ・大西碧とつきあうクールな先輩・見目とコンビを組んで交通事故の解決を目指す。だが、社会や組織の壁にぶち当たり、うまくいかないことばかりで...。これこそ警察小説の新境地!『脳男』で乱歩賞を獲得した著者の受賞後第一作。

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2010/12/26

江戸川乱歩作品は子供の頃から好きだった。 少年探偵団モノに興味はなく、小学生の頃から陰獣だの人間椅子だの、 危なげな方ばっかり読んでいたけど。 で、その江戸川乱歩の名を冠した賞だもの、気にならないわけがない。 というわけで江戸川乱歩賞作品はケッコウ気にしていたわけだけど‥ と...

江戸川乱歩作品は子供の頃から好きだった。 少年探偵団モノに興味はなく、小学生の頃から陰獣だの人間椅子だの、 危なげな方ばっかり読んでいたけど。 で、その江戸川乱歩の名を冠した賞だもの、気にならないわけがない。 というわけで江戸川乱歩賞作品はケッコウ気にしていたわけだけど‥ ときどき、うーんって思う作品もある。 失礼ながら首藤瓜於さんの「脳男」も、タイトルのインパクトと最初の方はガーッと読んだけど、 どうしてもオチがなっとくいかず。 ただ、その名前は覚えていて、受賞後第一作ということで手に取る。 なかなかの熱血漢のストーリー。 1話ごとに広がりも‥ あれ?でも、オチは? 読み終わって、面白かったけど、なーんも残ってない。 うーん。

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2009/11/25

警察小説が好きでこれまでにも数多の警察小説を 読んできましたが、本作の面白さは抜群。 警察に知り合いがいる訳でもないので、 警察内部の描写が本当なのかどうか確認する術は ありませんが、よくここまでと言わしめる内容。 素直に面白かったです。

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2009/10/07

ずっと前に読んだ「脳男」以降の最初の作品...なのかな? 所謂2作目ってやつですね。 朧げながら記憶にある脳男とはかなり違った作風ですよね。 うだつの上がらない平の交通課の警察官の 成長をゆっくりと、描くこの作品のタッチ自体は 結構好みなのですが、脇を固めるいいキャラ達を もう少...

ずっと前に読んだ「脳男」以降の最初の作品...なのかな? 所謂2作目ってやつですね。 朧げながら記憶にある脳男とはかなり違った作風ですよね。 うだつの上がらない平の交通課の警察官の 成長をゆっくりと、描くこの作品のタッチ自体は 結構好みなのですが、脇を固めるいいキャラ達を もう少し、じっくり描いてくれると、もっと ほっこりした気持ちになれたの...かな。 じんわり染みてくる感じの作品だけに少し残念ー。

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2009/10/07

「脳男」で江戸川乱歩賞を受賞した後の第一作。 「脳男」のイメージとは、180度変わり、警察の中でも、滅多に取り上げられることのない事故係に所属する新米警官を主人公にした、ちょっと軽い感じ。 まっすぐで、すぐアツくなる主人公・昇太は、日明恩の消防士シリーズの雄大を思い出させる。 内...

「脳男」で江戸川乱歩賞を受賞した後の第一作。 「脳男」のイメージとは、180度変わり、警察の中でも、滅多に取り上げられることのない事故係に所属する新米警官を主人公にした、ちょっと軽い感じ。 まっすぐで、すぐアツくなる主人公・昇太は、日明恩の消防士シリーズの雄大を思い出させる。 内容自体は、あくまでも事故係の視点から描かれているため、特に盛り上がることもないが、警察の組織の中に「鑑識」と区別がつかない「事故係」が存在して、「あ、ああいう仕事をしている人たちなんだ!」とちょっと警察を身近に感じることが出来る。

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2010/04/19

うーん……オチが無さ過ぎ。 面白くもなんとも無いんだけど。 よっぽどヒマか、よっぽど活字に飢えてるか、よっぽど他に読む本が無いとか言うのならどうぞ。

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2009/10/04

2007/4/19読了。脳男で乱歩賞を受賞した作者ですが、内容は警察小説、乃南アサの僕の町のような感じです。

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2011/01/21

新規購入ではなく、積読状態のもの。 2011/1/19〜1/21 愛宕署事故係に勤める新人 生稲昇太の成長を描く連作短編集。一つ一つのエピソードはまあ良いのだが、全体として何が言いたかったんだろう。中途半端な結末であった。

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