ハッピーバースデー の商品レビュー
ぜひ一読ください!
母親の虐待を受け続けてきた少女と、娘を罵ることしかできなかった母親、ふたりの関係。傷つけられ、痛めつけられ……それでも。また、歩きだすことはできる。人の弱さと強さ、両方を教えてくれる物語です。
abtm
感動するとか泣けるとかそういうレビューが多いけど、そのために読む本ではない気がする。 親は子に、子は親に対する気持ちを再確認したい時に読む本なんじゃないかなぁ。 色んな捉え方があると思いますが、素直な気持ちで読むととても沁みる内容です。 いじめは絶対にいけないと、私も理解して...
感動するとか泣けるとかそういうレビューが多いけど、そのために読む本ではない気がする。 親は子に、子は親に対する気持ちを再確認したい時に読む本なんじゃないかなぁ。 色んな捉え方があると思いますが、素直な気持ちで読むととても沁みる内容です。 いじめは絶対にいけないと、私も理解しています。しかしこの物語に出てくる人間の本質的な部分は誰にも否定はできないのではないでしょうか。 親として子として、どんな人間関係においても、相手の気持ちをわかろうとする事は大切なんだと改めて思うことができた一冊でした。 でもやっぱり最後は涙出ます。。。
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表紙が素敵で、本棚に飾りたいとずっと思ってきた しかも帯には ”85万人が涙した物語。恋愛小説では泣けなかったあなたへ”とあり、ブクログ内の評価も高い これは期待大だ。。₍₍⁽⁽٩(៸៸›ᴗ‹៸៸)۶⁾⁾₎₎ しかし、なかなか感情移入が出来ない 元が児童書だから? いやいや、...
表紙が素敵で、本棚に飾りたいとずっと思ってきた しかも帯には ”85万人が涙した物語。恋愛小説では泣けなかったあなたへ”とあり、ブクログ内の評価も高い これは期待大だ。。₍₍⁽⁽٩(៸៸›ᴗ‹៸៸)۶⁾⁾₎₎ しかし、なかなか感情移入が出来ない 元が児童書だから? いやいや、それは違うでしょう 親子だからって関係は色々だよね 一人の人間同士なんだもん いじめは良くない でも命は自然の恵みだと知って、強くなっていく主人公 なかなか美しい展開だ。✧。・゚ で、いつ感動の波が押し寄せてくるのか もう直ぐ終わるじゃないか 最後の最後か? 涙がチョチョ切れるのは 。。。あれえぇ、終わってしまった(; ꒪ö꒪) しばし茫然 真っ白じゃないからね、私の心 黒に近いグレーだからね 話が綺麗過ぎて、気持ちが置いてきぼり 仕方ない 前にもあったよ、こんなこと 気分の切り替えは早いよ、次に行こう!
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あすかが、心を取り戻す様子を応援しながら読んでいて、心が暖かくなる。フィクションだけど読後感が爽やかで良い。人間の人格形成に愛情や肯定感が極めて大事だと感じた。
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児童書から入り、この本に。 児童書では描かれなかった、母親の複雑な不器用な感情に涙。 愛に飢えながらもたくましく成長していくあすかにも涙。 自分に子どもができた時、心から生まれてきてくれてありがとう」と伝えたい。
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中学生の頃、当時の担任が教室に置いていた。 何度も読んで、自分でも持っておきたくて頑張って買った。 大人になって、また読みたくなって電子書籍で買い直した。 ふとしたときに思い出して読み返したくなる。 この本の持つあたたかさに触れたくなるのかなぁと思う。
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病気がちな姉をもち、幼少期に親の愛情を感じることができなかった静代。母になり子供達への愛情表現ができず、言葉での心理的虐待を繰り返すようになる。祖父母のおかげで心を取り戻すことができた子供達。愛情とはその人に寄り添い、ひとりの人間として認めてあげること。そして心や体から発せられる...
病気がちな姉をもち、幼少期に親の愛情を感じることができなかった静代。母になり子供達への愛情表現ができず、言葉での心理的虐待を繰り返すようになる。祖父母のおかげで心を取り戻すことができた子供達。愛情とはその人に寄り添い、ひとりの人間として認めてあげること。そして心や体から発せられるSOSを受け止めて、生きる喜びと安心感を与えてあげること。 喜怒哀楽を隠すことなく表現できるようになるには、誰かひとりからでも見返りのない愛情を注がれることが必要だと思う。その記憶があれば、人は強く生きていけるのではないだろうか。
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子どもの頃に読んでものすごく心を揺さぶられた本。 読書感想文この本で書いた思い出があります。 今もう一度読み直したい。
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手を挙げることだけが 暴力ではなく 何気ない言葉や態度の1つ1つが 積み重なって心に大きな傷を作ってしまう。 でも、その傷を癒すのもまた、 誰かの暖かい言葉や態度なのだと 人と人との繋がりの大切さを感じました。 友人に対して、親に対して、恋人に対して いつも何気なく取っている自分...
手を挙げることだけが 暴力ではなく 何気ない言葉や態度の1つ1つが 積み重なって心に大きな傷を作ってしまう。 でも、その傷を癒すのもまた、 誰かの暖かい言葉や態度なのだと 人と人との繋がりの大切さを感じました。 友人に対して、親に対して、恋人に対して いつも何気なく取っている自分の対応は 静代と同じではなかったか? 本当に心から思いやりを持っていたと言えるのか? そう考えさせられる1冊でした。 これからは少し立ち止まって自分を振り返り あすかの気持ちを忘れずに 人と関わっていこうと思いました。
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学校でのいじめの話でも読んでいて辛いのに、それに加えて、親が自分の子どもに対して無視したり心ない言葉をぶつけたりするのは本当につらい。 主人公のあすかは、母親から「あすかなんて生まなきゃよかった」と言われて育つ。 明日香はお母さんのこと好きなのに、お母さんはお兄ちゃんの直人だけ...
学校でのいじめの話でも読んでいて辛いのに、それに加えて、親が自分の子どもに対して無視したり心ない言葉をぶつけたりするのは本当につらい。 主人公のあすかは、母親から「あすかなんて生まなきゃよかった」と言われて育つ。 明日香はお母さんのこと好きなのに、お母さんはお兄ちゃんの直人だけを可愛がる。 あまりに辛すぎてとうとう声を出すことができなくなったあすか。 直人は、深く考えることなく母親とあすかをいじめていたが、あすかが高熱で倒れても見向きもしない母に違和感を覚え、たまたま家に様子を見に来たあすかの担任の先生から、あすかが本当に苦しんでいたことをきき、自分のしたことを反省して、その後あすかの味方となる。 直人は明日香を家に置いておくのは良くないと思い、母の実家で面倒を見てもらうよう動く。 じいちゃんばあちゃんは、あすかの心が癒えるのをじっと待ちながら、温かく見守るのだった。 なぜ母親はあすかに冷たいのか。 そしてその時父親は何をしていたのか。 じいちゃんばあちゃんの愛情を知り、強くなったあすかは学校でどうふるまっていたか。 兄はどう変わったのか。 母は。父は。 ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ひとりの不幸な子どもの周囲には何人かの不幸な大人がいるのかもしれないと思いました。 もちろんそれは免罪符にはなりませんが。 この作品のように、基本的に悪人がいないような展開には、現実にはならないことはわかっていますが、それでも、寄り添ったり手を差し延べる大人が少しでも多く子どもの周囲にいてほしいと思いました。
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