タフィー・トフィーと魔法の箱 の商品レビュー

はやしひろし(著者),小柳順治(著者)

2018/02/18

主役のタフィーがチャーミングで応援したくなるお話でした。児童文学で弁護士というキャラクターが受けるのかなとも思いましたが、正義の味方というカテゴリーでスリリングな雰囲気が良いと感じました。時々コミカルな部分もあり、読んでいて飽きさせない展開が良かったです。
あと自分は児童文学の丁寧語が好きだという事が分かりました。

2014/07/18

キューブリアという魔法世界の設定がとても面白い。さらにユニークなのが、主人公タフィー・トフィーの設定で彼女は１２歳の３級魔法弁護士。ライバルは１５歳のお嬢様で魔法検察官。つまり、これはファンタジー世界での裁判をネタにした物語で、彼女らが魔法を行使するシーンはない。
これがどうしてＳＦとして分類されていたかというと、マッドサイエンティストがロボットを動かし、そのロボットが人間への復讐を企てる話が出てくるからだと思われる。
人情ものの軽いタッチの短編が４つ。中学年向けとしては面白い作品だと思うが、魔法バトルを期待するとがっくりくるかも。

2010/09/12

図書館で見つけた本。魔法のある世界で弁護士を務める少女が、主人公のお話です。ライバルの少女検事も出てくる。