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日本の植民地言語政策研究 の商品レビュー

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2010/07/11

 レポートのために読了。日本の言語政策に関しての本だが、読んでいた感想としては、言語政策の基本になるような国語の議論や文法などの理論的な概念から、満州カナなどの言語計画にかなり近い政策の件など実に豊富に記載してあった。 一番重要なのは、最後の指摘である。すなわち、戦後から相当経っ...

 レポートのために読了。日本の言語政策に関しての本だが、読んでいた感想としては、言語政策の基本になるような国語の議論や文法などの理論的な概念から、満州カナなどの言語計画にかなり近い政策の件など実に豊富に記載してあった。 一番重要なのは、最後の指摘である。すなわち、戦後から相当経った今現在でも、たいして議論の範囲がこのときと変わっていないのではないか?ということだ。例えば、漢字を減らす・減らさない。国語とは何か。などなど。そんなことを話しているのと同時に、ますます多くの外国人が日本語を勉強しているという事実を忘れてはならない。

Posted byブクログ