タイの古寺を歩く の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
タイのことを知りたくて手に取りました。 『ドヴァーラヴァティー時代の知られざる森の世界を意識しながら、クメール更にスコータイから現在に至る古寺を(本書まえがきより)』現地で知り合った「ガイド」の話を聞きながら歩いたときの記録です。 たんなる旅行ガイドではなく、タイの歴史・文化を学ぶことができます。 作者が現地で出会った「ガン」というサムローの運転手は、『ガイドどころか大学教授にしてもいいような』博識ぶりを披露する。質問者が1つ質問すれば、10も答えが返ってくる勢い。最後のころには著者は、●●のことについて『なんでもいい、話してくれ』とガンの話したいように話をさせるようになるのだ。 読者としても、この「ガン」という人物の部分が読んでいて一番わかりやすかったし、なにより著者本人が楽しんで歩いている雰囲気が伝わってくる。 (本書後半、タイの優秀な女子大生がガイドをつとめているのだが、どうもガイドの内容に面白みがない。ガイドとしての経験が楽しいのだろうと推測する) 知りたいことだけ抽出して終了、にしようかと何気なく手に取ったのですが、予想外に面白かったです。
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タイの古寺廻り道中記&雑感記。 筆者の古寺やタイそのもの、現地の(特に女の子)に対する好意が滲み出ている。 文章は適度な修辞で読みやすい。 現地人の言葉を借りるなどした解説も簡潔で分かりやすいが、ガイド本とするには弱く、あくまでも「読み物」として楽しむべき本だと思う。
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旅行の予習用に図書館から借りて読んだ。お寺の歴史=タイの歴史と思ったから。とりあえず今度のツアーで行く予定になっているお寺をつまみ食い的に重点予習。
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