すぐわかる世界の宗教 の商品レビュー
図書館を散歩していて見つけました。 たとえば… カトリックとプロテスタントって何が違うの? コーランの教えってどんなこと? そんな、 いまさら… 誰にも聞けない… でも、やっぱりわかんない… な疑問ってありません? どれだけ多様な形式があるにしても、宗教...
図書館を散歩していて見つけました。 たとえば… カトリックとプロテスタントって何が違うの? コーランの教えってどんなこと? そんな、 いまさら… 誰にも聞けない… でも、やっぱりわかんない… な疑問ってありません? どれだけ多様な形式があるにしても、宗教とはとどのつまり 人間救済システムのことである。 と、序文にある。 世界の宗教の歴史とは 人間が何を考え、主張してきたか の変遷にほかならない。 当然環境が違えば優先されることも違う。 考えの違いが争いになったことも多い。 そんなことを改めて俯瞰できる本です。 あちらとそちらの違いを図表にまとめてあったりして とても丁寧なつくりです。 高校生の世界史の副読本にいいかもしれない。 (これがあったら、もう少しいい点数が取れたかも…)
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<2010年3月根津図書館でレンタル> 宗教には興味がなかったが、現在起こっている紛争には宗教問題が絡むことが多いため、それらの実情を知るため手に取った一冊である。 以下気になった記述など ...
<2010年3月根津図書館でレンタル> 宗教には興味がなかったが、現在起こっている紛争には宗教問題が絡むことが多いため、それらの実情を知るため手に取った一冊である。 以下気になった記述など まず基本的に宗教とは何か→人間救済システムのこと。 さまざまな事象に起因する虚無感から救い出してくれるのが宗教。 (華氏911で空爆されたイラクの民間人がアッラーに復讐をお願いしていたのもその一例か?)
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7月8日読了。世界の宗教の人口をランク付けすると、1位:キリスト教、2位:イスラム教、3位:ヒンズー教、なのね・・・仏教じゃないんだ。ユダヤ教とキリスト教、イスラム教がお互いに与え合ってきた影響と、相違点と相似点、ヒンズー教と仏教の兄弟関係、宗教によって異なる教義・「聖」とみなす...
7月8日読了。世界の宗教の人口をランク付けすると、1位:キリスト教、2位:イスラム教、3位:ヒンズー教、なのね・・・仏教じゃないんだ。ユダヤ教とキリスト教、イスラム教がお互いに与え合ってきた影響と、相違点と相似点、ヒンズー教と仏教の兄弟関係、宗教によって異なる教義・「聖」とみなすものなど、興味深いトピックには事欠かないな。「宗教はキライ」という人はよくいるが、宗教自体は人間・世界・歴史とともに必ずあるもので、そこに人間が過剰な意味を与え、またその与えられた意味を権益や欲得のために利用しようとする人間がいるから世界は複雑になるのだな。人間と世界は興味深いものなのだから、宗教も興味深いのが当たり前、か。
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宗教は嫌いです。 けど、何も知らずに拒絶するのと、ある程度理解したうえで改めて否定するのとでは意味合いが違うわな。と思って読んでみた。簡単そうだったし。 でもこの本は、思想というより歴史のおべんきょう、って感じでござった。
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