七剣下天山(下) の商品レビュー
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その懐の深さと高潔さゆえに、敵でさえ魅了し改心させる凌未風が何より恰好良い。最大の欠点となる意固地さのせいで、劉郁芳との関係は…というのがまた何かそそる。他の男女はすぐに心を通じ合っていくのに対し、あともう少しのところまで近づきながら情より義を取る、それだからこそお互いに惹かれあったのだ、というところが熱い。一方で主要以外の人物の扱いはちょっと気になるというか、特に最大の貧乏くじを引かされた公主の存在は可哀そうすぎた。
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金庸の作品に比べると、全体的に凄く”マジメ”な感じがする。 登場人物の個性という点でも、金庸のような強烈なキャラクターはいない。 でも、一人一人のキャラが結構丁寧に描写されていたりするんだなぁ。 だから、後でしみじみと感じられたりするんだなぁ。 意外と、するめのような作品かも。
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易蘭珠と母・納蘭明慧との運命の再会。 しかし康熙帝の毒牙が迫る。 戦いは北京城から天山、回疆、そしてチベットへ。 いよいよ白髪魔女が登場! 白髪魔女と故・卓一航との数十年に及ぶ愛憎、故・楊雲驄への飛紅巾の愛、そして凌未風と劉郁芳、易蘭珠と張華昭、冒浣蓮と桂仲...
易蘭珠と母・納蘭明慧との運命の再会。 しかし康熙帝の毒牙が迫る。 戦いは北京城から天山、回疆、そしてチベットへ。 いよいよ白髪魔女が登場! 白髪魔女と故・卓一航との数十年に及ぶ愛憎、故・楊雲驄への飛紅巾の愛、そして凌未風と劉郁芳、易蘭珠と張華昭、冒浣蓮と桂仲明、李思永と武瓊瑤、そして劉郁芳に対する韓志邦の叶わぬ想い・・・、彼らの愛の行方は? それにしても、誤植が多い! 明らかに人名を間違えていたり、台詞でもない所で"「"が付いていたり( ̄^ ̄) ニン、トン♪
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