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白樺たちの大正 の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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当然と言えば当然なが…

当然と言えば当然ながら、「大正時代が明治の後で昭和の前である」と妙にリアルに感じた。明治と言えば偉大なる先人たちの時代である、とイメージされるし昭和と言えば祖父や父の、そして自分たちの時代であると身近に感じるのだが大正となると正直な話イメージが湧かなかった。しかし言われてみればあ...

当然と言えば当然ながら、「大正時代が明治の後で昭和の前である」と妙にリアルに感じた。明治と言えば偉大なる先人たちの時代である、とイメージされるし昭和と言えば祖父や父の、そして自分たちの時代であると身近に感じるのだが大正となると正直な話イメージが湧かなかった。しかし言われてみればあの作家が没したのも、この作家が生まれたのも大正なのだなぁ。また学歴やら大会社信仰の萌芽がこの時代に見られるというのも面白い指摘だった。しかし一番共感出来たのは“白樺派の小説は愚にも付かない詰らなさである”と

文庫OFF

2021/01/15

烏兎の庭 第一部 5.31.04 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/diary/d0405.html#0531

Posted byブクログ

2009/10/04

「白樺派」「新しき村」と単語だけ覚えればOKな受験勉強では知る由もなかったその実状がよく分かります。現実を考慮しないままに夢を追ってあえなくつぶれさせてしまったとしてもそれを坊やだからさと笑ってはいけないとおもいました。しかしその夢が平成までつづいていたとは!

Posted byブクログ