図書館の死体 の商品レビュー
4作目で刊行が止まっ…
4作目で刊行が止まってしまったけど、3作目までは非常に面白いミステリです。図書館長をしている主人公が事件に巻き込まれ、謎と自己のルーツを読み解いていくのが、絡まって読ませます。
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ハードボイルド過ぎず…
ハードボイルド過ぎず、女性向きかな? 主人公がとてつもなくマッチョでもないし、とりたててヒーローでもなく、普通に居そうな図書館長で、真面目すぎず人間味あふれていて、好感もてます。ロバートBパーマーのスペンサーシリーズのように、長く続いて欲しかったけど、途切れたのが残念です。
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真相を探るため彼は調…
真相を探るため彼は調査を始めるが…複雑な謎と感動的なラストシーン。アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞を受賞した話題作。
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前半は我慢我慢。 主人公は特に魅力的な人物でもないし、外国の小説でありがちな『おバカさんね、ダーリン』的な恋愛模様は必要か?とだるくもなりますが、第2の犠牲者が出る辺りから、犯人が気になって、最後まで読み切る事が出来ました! ミステリーチャンネルなどで連続ドラマとして、素敵な図書...
前半は我慢我慢。 主人公は特に魅力的な人物でもないし、外国の小説でありがちな『おバカさんね、ダーリン』的な恋愛模様は必要か?とだるくもなりますが、第2の犠牲者が出る辺りから、犯人が気になって、最後まで読み切る事が出来ました! ミステリーチャンネルなどで連続ドラマとして、素敵な図書館を舞台にコリン・ファースあたりが主役なら楽しめそうです。
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推理小説‼ おもしろかったです(^-^)v 犯人探しというよりは なぜ殺されたのかを解いていく感じが おもしろかったんです 小さな町だけに 人間関係が密でどの人にも思い当たることになったりするところがおもしろかったです 第二第三の被害者がでるとわ 思いませんでしたけどね(^^)
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作品に対して肌が合わないというのは変な言い方かもしれないが、私には全然、肌の合わない作品だった。 ミステリは、主人公や登場人物に魅力を感じることが多いが、この作品では、主人公からして好きになれなかった。物事を斜めに見ている感じが嫌だった。一人称で語られる登場人物の描写も、少しく...
作品に対して肌が合わないというのは変な言い方かもしれないが、私には全然、肌の合わない作品だった。 ミステリは、主人公や登場人物に魅力を感じることが多いが、この作品では、主人公からして好きになれなかった。物事を斜めに見ている感じが嫌だった。一人称で語られる登場人物の描写も、少しくらい好意的であればいいのにと思う。人間、良いとこも悪いことも持っているのに、この作品の登場人物は嫌な人間ばかり。容姿の美醜の描き方もどうかと思う。 ラストは印象深かった。でも、最後まで感情移入が出来ないままだった。 私の好みは登場人物が魅力的であることなんだなと、再認識した。
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図書館を中心に広がる人間模様を軸としたミステリ。中盤辺りまではそれほどおもしろくないなと思っていたのですが。。 後半から、怒涛のように主人公の推理、ミスリード、解決、新たなる謎が折り重なって、この人が犯人かと思ったらまだ謎が残っていて、さらに解決してもまだ残る。。。というのが続...
図書館を中心に広がる人間模様を軸としたミステリ。中盤辺りまではそれほどおもしろくないなと思っていたのですが。。 後半から、怒涛のように主人公の推理、ミスリード、解決、新たなる謎が折り重なって、この人が犯人かと思ったらまだ謎が残っていて、さらに解決してもまだ残る。。。というのが続いて主人公が嫌というほど苦労しきった後(苦笑)で、まさかのほっこりで最後終わります(笑)。 また、謎解きだけでなく、主人公のとある秘密なんかも明らかになったり、主人公の体力的、精神的苦痛は半端ない(笑)ですが、だからこそこの終わり方はとても希望を持たせるものになっています。 ただ、事件現場を図書館にする必要があったかどうかは謎なような。。聖書は重要な要素として登場しますが、それ以外はあんまり本の関わりは少ないかな? 図書館関連のミステリとはちょっと言いがたいような気がしましたが、ミステリでは久しぶりに楽しめました。 大どんでん返しには期待大です。
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都会から、アルツハイマーの母親の面倒を見るため田舎へUターン転職で図書館長になったナカナカのイケメンと思われるジョーディ・ポティートが探偵を務める第1作。どうやら次の作品を読み進む前に4作で打ち止められて入るらしいことを解説で知ってしまいました。 ナカナカ良い出来です。田舎ならで...
都会から、アルツハイマーの母親の面倒を見るため田舎へUターン転職で図書館長になったナカナカのイケメンと思われるジョーディ・ポティートが探偵を務める第1作。どうやら次の作品を読み進む前に4作で打ち止められて入るらしいことを解説で知ってしまいました。 ナカナカ良い出来です。田舎ならではの複雑に絡み合う人間関係、プロットの膨らまし方、どれをとっても最近読んだ海外ミステリの中では上位。 いつも、amazonがお薦めと言ってくるアルゴリズムは変で、ちっとも興味の無いものしか薦めてこないのに、今回ばかりは良かったので驚き。
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すごくしっかりしたプロットだと思った。 始めのうちは自分の容疑を晴らすために動いていた主人公が、町人の秘密、ひいては自身の人生を揺るがす事実に迫っていく。町人の名と聖書の引用句を記したメモが事件のカギとなり、犯人捜しとメモの読解が同時進行する…。 変に奇をてらう展開じゃなく、シン...
すごくしっかりしたプロットだと思った。 始めのうちは自分の容疑を晴らすために動いていた主人公が、町人の秘密、ひいては自身の人生を揺るがす事実に迫っていく。町人の名と聖書の引用句を記したメモが事件のカギとなり、犯人捜しとメモの読解が同時進行する…。 変に奇をてらう展開じゃなく、シンプルなのに先が読めなくて面白い。 謎が一つ一つ解けていく心地よさを味わえる作品だった。 主人公が図書館の館長ってのが良い。個人的に警察や探偵よりも身近に感じる。 彼の減らず口とユーモアのおかげで、殺人事件特有の“重さ”がいい具合に緩和されていた。 人間関係も、複雑ではあるけれどドロドロはしていない。 平和な田舎町に起こった一波瀾、という感じ。 血生ぐさいミステリーが苦手な私には丁度良かった。
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よくできたミステリだと思う。スタートも快調だし、次々と見えてくる新事実もわくわくする。最後はそれなりにサプライズがあるし、なによりも感動的。文体はちょっとシニカルで、ユーモラス。本当に、この作者、よーく勉強してきていると思うし、うまく書いてる。気持ちよく読むことができた。 だ...
よくできたミステリだと思う。スタートも快調だし、次々と見えてくる新事実もわくわくする。最後はそれなりにサプライズがあるし、なによりも感動的。文体はちょっとシニカルで、ユーモラス。本当に、この作者、よーく勉強してきていると思うし、うまく書いてる。気持ちよく読むことができた。 だけど、傑作!ってうなれないのは、何となく全体的にそつがなさ過ぎるような感じがするのがひとつ。いろんな要素が盛り込まれていて気持ちが良いんだけど、全部が上手にきちんと書いてあるんだけど、どーんと胸に迫ってこないのである。 それは、もしかしたらディテールへのこだわりが感じられないからかもしれない。主人公は多分すごくいい奴なんだと思うし、アルツハイマーのお母さんをはじめ、感情移入しながら読める要素はたくさんあるはず。それなのに、何処か存在感が希薄なのだ。街も、登場人物すべてがそんな感じ。だから、本来、大感動して涙がバーバー出てきそうなラストにつながる設定が、「ああ、上手だな」で終わってしまう。すごくもったいない。 なんて言えるのは読み終わってしばらくしてから。読んでる間は、ページをめくる手ももどかしいくらい、読みふけることができた。おもしろい。 あ、今思ったんだけど、ハリーポッターシリーズにちょっと似てるかもしれない。 2004/12/21
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