子どもの替え歌傑作集 の商品レビュー
古橋りえさんも関わる「へのへのもへじ文庫」で借りてきた本。 著作権その他の関係で収録できなかった「元歌」などもあるそうだが、元と替え歌と、知らない歌も、知ってて歌えるのもいっぱいあった。こういう替え歌は子どもの遊びとおなじで、ちょっと場所が違えばバージョンが違うのだろう。掲載さ...
古橋りえさんも関わる「へのへのもへじ文庫」で借りてきた本。 著作権その他の関係で収録できなかった「元歌」などもあるそうだが、元と替え歌と、知らない歌も、知ってて歌えるのもいっぱいあった。こういう替え歌は子どもの遊びとおなじで、ちょっと場所が違えばバージョンが違うのだろう。掲載されている替え歌は、私が歌っていたものとは、やはり少しずつ違っている。しかし、替える方向性みたいなのは、似たもんやなあとおかしい。 私が本を読み読み「こんなん歌わんかった?」とよろこんで替え歌をうたっていると、同居人は「そんなん歌ったことありません」と言うのだった(ほんまか?)。曲にのってるせいもあって、私はけっこう記憶がよみがえって、いまも歌えるのがある。 「靴が鳴る」(お手テンプラつない出目金~)、「瀬戸の花嫁」(瀬戸ワンタンメン日暮れ天丼~)、「うれしいひなまつり」(明かりをつけましょ爆弾に~)、「グリーン・グリーン」(ある日パパとふたりで殺しあったさ~)、等々。「B面」収録の、ちょっとえっちな歌にも少し心あたりがある。 保育園のころから、小学校が終わるくらいまでのあいだ、私は周りの子と一緒になって、げらげら笑いながら、ややお下品ともいえる替え歌をでっかい声で歌っていた。「グリーン・グリーン」なんかは、小6のときに音楽の授業で出てきて、この本に収録されているのとほぼ似た替え歌を、歌っていた。(中学以降はほとんど記憶がないのは、思春期というやつか、あるいは替えるエネルギーを失うのか?) こういう替え歌、いまも子どもは歌うんかな~。聞けるものなら、「新作」を聞いてみたい。
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