ゼロ成長の富国論 の商品レビュー
へぇ~、二宮金次郎って薪しょって本読んでただけぢゃないんだぁ、って感じの内容が8割で、1割9分が現代へのつなぎ、そして1分がまとめ。本題にいつ入るんだろって思ったら、急に終わっちゃった感じです。 だけど、この本割と好きです。二宮金次郎が村の経済面での再建・復興にたけた人であったこ...
へぇ~、二宮金次郎って薪しょって本読んでただけぢゃないんだぁ、って感じの内容が8割で、1割9分が現代へのつなぎ、そして1分がまとめ。本題にいつ入るんだろって思ったら、急に終わっちゃった感じです。 だけど、この本割と好きです。二宮金次郎が村の経済面での再建・復興にたけた人であったことを知らなかったので。。。経済面って一口に言っても、お財布のやりくりから、ファンド形成、余剰金でインフラを整えることで人口減少の中でも生産性をあげたり、などなど。多面的にかつ効率良くやったみたいです。ちょっと、二宮金次郎すごいです。
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ロックフェラーは金は自分で働くよりも動かす方が早く儲けられるんだ、と気が付く。 GDPが大きくなり、日本人の消費生活が豊かになった結果、農業は片隅に追いやられたかに見える。そうではない。日本人は研究熱心で真面目。
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二宮尊徳が江戸時代に行った構造改革を検証しながら、現代の日本を照らし、進むべき道を提言する。視点が面白い。
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猪瀬氏の講義を受講するにあたって課題図書だったので読了したものの、結局、講義の内容には全く関係がなかったというトホホな話。二宮金次郎の手法が、日本の行き詰まりの構造を打開するということを、著者らしく詳細なデータを織り交ぜながら論じている。金治郎といえば「薪を背負った少年」というイ...
猪瀬氏の講義を受講するにあたって課題図書だったので読了したものの、結局、講義の内容には全く関係がなかったというトホホな話。二宮金次郎の手法が、日本の行き詰まりの構造を打開するということを、著者らしく詳細なデータを織り交ぜながら論じている。金治郎といえば「薪を背負った少年」というイメージしかなかったけれど、じつは背中の柴や薪は「努力」ではなく「効率」を意味しているというくだりが面白かった。金治郎がこんなに商売上手だったとは!農業の今後の可能性を期待したくなる1冊。ただ、やや私には難しかった。
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