専門馬鹿と馬鹿専門 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
親馬鹿と馬鹿親はなんとなく似ているけど、 金太郎のようなサラリーマン馬鹿とただの馬鹿サラリーマンには決定的な違いを感じる。 この本は「専門馬鹿と馬鹿専門」というタイトルに惹かれて手に取った。 結論、至極真面目な本でした。とほほ。 でも、KO医学部卒の自称つむじまがりの精神科医なだいなだ先生のとぼけた語り口で、 世相の常識をひっくり返して矛盾をさらけ出すテーマは面白かったです。 軍国主義を引き合いに、強制の恐怖を訴える「君が代法制化問題」、 こじつけずに判らないことは判らないと教えましょう「正解強迫症」など、 「婦人之友」に1999年1月号~2005年2月号連載した 「つむじ先生の処方箋」からの抜粋。
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