ひかりのメリーゴーラウンド の商品レビュー
100%orangeのイラストがカワイイ「よりみちパン!セ」シリーズ10冊目。私が中学生だった時はこんなに大人っぽかっただろうか?まゆと岡野君の関係にちょっぴり羨ましさを感じつつ、色んなメッセージが込められているこの本に、不覚にも(?)涙してしまった。
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中学最後の夏休み。主人公のまゆは、大人でも子どもでもないこのひとときを好きな男の子とすごす。二人でいると何を見てもおもしろくて楽しくて、なのに自分の気持ちの揺れに戸惑うまゆ。彼の好きなヘッセの「デミアン」について話し合ううちにお互いの共通点を発見してますますひかれあう二人だったが...
中学最後の夏休み。主人公のまゆは、大人でも子どもでもないこのひとときを好きな男の子とすごす。二人でいると何を見てもおもしろくて楽しくて、なのに自分の気持ちの揺れに戸惑うまゆ。彼の好きなヘッセの「デミアン」について話し合ううちにお互いの共通点を発見してますますひかれあう二人だったが・・・。家族、大人と子ども、生と死について深く考えさせられ、心に響く一冊です。
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中学生以上向けの小説だけど、語られているテーマはいつもの田口ランディと変わらない生命とか、目に見えないスピリチュアルなものとか。 なんか、悲しかったり嬉しかったり、色々なものがぎゅっと凝縮されていて読み応えがありました。
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中学3年生のまゆと岡野くんの淡い恋が不思議な感覚で描かれています。だからといって中学生向けだけの本といったわけではなく、思わず涙してしまうようなシーンも。とてもおすすめです。
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今年、一番感動したね。 本を読まない方には、信じられないかもしれませんが、 私は、本を読みながら泣きます。 もっとしっかりしなくちゃと思った。 今まで、自分が当たり前と決めつけて、 生きていた世界はなんだったんだろう。とも。 人とかモノを評価したり、わかったような...
今年、一番感動したね。 本を読まない方には、信じられないかもしれませんが、 私は、本を読みながら泣きます。 もっとしっかりしなくちゃと思った。 今まで、自分が当たり前と決めつけて、 生きていた世界はなんだったんだろう。とも。 人とかモノを評価したり、わかったようなことを言ったりして、 なんでもかんでもわかる気になって有頂天になっていた。 恥ずかしい。 本当に恥ずかしいと思った。 もっとまっすぐに前を向こう。 自分の価値観で、モノの本質を曲げてしまわない強さをもたねば。 形のあるもの、ないもの、 想い、気持ち。 とても解釈しきてれるものではないけれど、 まっすぐ受けとめていきたいと思った。 本当にすごい1冊だと思った。 >>レビュー 不思議な気功を使えるおばあちゃんを持つ、主人公まゆは、 自身も不思議な体験をしたりしていた。 そんなまゆが中学3年になり、いろんな体験や、恋をして、 戸惑いながらも、前に進んでいく。 いやぁレビューなんてできませんw だって、読んだ人じゃないとわからないと思うもん。 私は、お姉さんの子供が生まれてくるシーンで、 気持ちが高ぶってうるうるしてきたんだけど。 なんか泣いていて、不思議だった。 だって、産婦人科に勤める私には、出産なんて日常茶飯事なんだもん。 もちろん私は、事務だから直接的に出産に携わる訳ではないけど、 やれ誰さんが陣痛が来たとか、誰さんが今週中には生まれそうだとか、 誰さんと誰さんが何曜日に生まれたとか、とにかく日常的な出来事だったのよ。 それでも、出産のシーンを本で読んで泣くんだからさ、 私って、相当ひねくれものだよね(笑) 思わず、今日生まれた赤子を新生児室まで見に行ってしまったよw あぁ〜、赤ちゃんって生まれるんだなぁって、妙な実感が生まれる。 本当にみんなよく生まれてきたねぇ。って思った。 まぁ本と現場は違いますがw 看護婦さんに、この感動を伝えたら 「はぁ〜?」と言われただけだったよ(笑) しかし、さすが図書館のおすすめの所においてあっただけあるね。 本当に良い拾い物だった。 また、しばらくランディさんの本にはまりそうだ
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「上倉まゆ」の中学生最後の夏の物語。世界があまりに美しく優しく、この瞬間がかけがえのないすばらしいものに思えていた、あの頃。でも、あのころに見えたものはもう見えない。もう、私たちは、あの夏の日には戻れないんだ。
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中学最後の夏休み。揺れ動く心と、ちぐはくな身体。大人と子どものハザマにある少女の初恋と別れを描く物語。
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泣けた。 岡野君が死んだのが悲しいとかじゃなくて。 そういうのではなくて。 一気に読めた。 (05/08/07)
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