「確かな学力」を伸ばす学習指導の創造 の商品レビュー
滋賀大学教育部附属小学校への「お受験」を考えているので読んでみました。 この小学校は、エリート校ではありません。ネットで調べると偏差値は45程度です。基本的に滋賀県の学校の先生を育てる学校です。ですから、純粋に学力向上を目的とたものでは無く、「こういう授業をすると子供達が自分か...
滋賀大学教育部附属小学校への「お受験」を考えているので読んでみました。 この小学校は、エリート校ではありません。ネットで調べると偏差値は45程度です。基本的に滋賀県の学校の先生を育てる学校です。ですから、純粋に学力向上を目的とたものでは無く、「こういう授業をすると子供達が自分から興味を示すよ」といった感じの内容です。 この本を読んで感じたのは、「教育ってのは数値化しないんだ」ってことでした。 「こうすればいい。こうすることで生徒のやる気が向上した。」という表現で客観的な判断基準がないんです。そこが教育の聖域というか、難しい所なんだろうなぁ〜と思いました。 紹介されている内容を読むと、確かにこういう授業をしたら生徒は楽しいだろうし、自分から考えるだろうなぁ〜と思えました。ただ、6年間あっても、そういうことにどれだけの時間が割けるのか?規定のカリキュラムもあるわけですし、子供達にそういった感性を定着させるのは、大変かなぁ〜と感じます。 コレは良いなぁ〜と、思えたのは郷土愛を育めるようにし向けてある部分でした。結局この郷土愛がないと愛国精神も自分自身のアイデンティティも出来ないような気がしました。 全般的に悪くはない。悪くは無いんだけど・・・。ん〜、通わせるべきかどうか、、、悩みます。
Posted by
- 1