小さなスナック の商品レビュー
ナンシー関の対談集の…
ナンシー関の対談集の中で、一番好きな本です。今となっては、相手がリリー・フランキーだなんてすごい!と思いますが、刊行当時は「誰?」っていう感じで、実はこの私もこの本でリリー・フランキーを知った次第。「しょうがないなあ」とリリーさんを半分諦め顔で、しかし優しく受け止めていたナンシー...
ナンシー関の対談集の中で、一番好きな本です。今となっては、相手がリリー・フランキーだなんてすごい!と思いますが、刊行当時は「誰?」っていう感じで、実はこの私もこの本でリリー・フランキーを知った次第。「しょうがないなあ」とリリーさんを半分諦め顔で、しかし優しく受け止めていたナンシー。ああ。リリーさんのあとがきが、ナンシー関への愛でいっぱいすぎて、胸が詰まります。
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ふたりの発言、どちら…
ふたりの発言、どちらも本当におもしろく、うなってしまう。尾崎の15の夜をもじった5の夜というのには、めちゃくちゃ笑ってしまった。リリーのナンシーへのあとがきが泣かせる。
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やんちゃなリリーさん…
やんちゃなリリーさんを「しょうがないなーリリーさんは」と優しく包み込むナンシーさん。「15の夜」のくだりでは大爆笑しました。対談文でここまで笑わされたのは生まれて初めてです。もっと二人の対談が読みたかった。二人の愛ある毒に乾杯です。
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今となっては『誰?』…
今となっては『誰?』って人の話題もありつつ。ナンシー関さん、もっとはやく知りたかった。こういう視点で生きたら楽しそう。
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話題がころころ変わる…
話題がころころ変わるわ、内容のない事をエンエンと語るわの、リリーとナンシーのグダグダ対談集。
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対談集
呑みつつグダグダ喋っている時のような、くっだらないんだけど、実はちょっと気になる日常の謎……そんな話題で鋭くツッコミを入れまくる、最初で最後の対談集。名コラムニストふたりの人柄が存分に感じられます☆
けん
「ナンシー関」と「リリー・フランキー」の対談集『小さなスナック』を読みました。 ちょっとハードな本を読んだあとだったので、軽い読み物がイイなぁ… と思い、本書を選択しました。 -----story------------- 小1の時、赤痢で隔離された「リリー・フランキー」と、...
「ナンシー関」と「リリー・フランキー」の対談集『小さなスナック』を読みました。 ちょっとハードな本を読んだあとだったので、軽い読み物がイイなぁ… と思い、本書を選択しました。 -----story------------- 小1の時、赤痢で隔離された「リリー・フランキー」と、小5の時、水疱瘡をうつして、友達の修学旅行を台無しにした「ナンシー関」が、絶妙な立ち位置から繰り出す伝染病に、カレーに、中国、「福田和子」…。 苔むす間もなく話題は転がり、思えば遠くへ来たけれど、そこに広がる風景は、ポジティブ世代に贈る妄想と諦念の荒野。 二人の最初で最後の対談集。 ----------------------- 外国人のような名前の、個性的な日本人二人の対談集。 二人の名前の由来も紹介されていました。 二人とも、長く活躍することは想定しておらず、あまり深く考えた名前じゃなかったようですね。 久しぶりに声を出して笑いながら読める作品でした。 でも、面白かったぁ… という印象は強いものの、内容は… と問われると、あまり覚えていない。 そういう類の読み物なんでしょうが、愉しめたから、まっ、イイですね。 二人の人柄も良くわかった感じがするし。 対談毎に、必ず二人のイラスト(消しゴム版画)が載っていました。 それぞれ、個性的でイイですね。 この対談は、2000年9月から月刊誌「CREA」に連載されていたようですが、連載中に「ナンシー関」が亡くなってしまったので、2002年8月への掲載を最後に連載は中止。 本書のラストは「リリー・フランキー」による追悼文となっていました。 亡くなってから、もう10年近くになるんですねぇ。
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二人の不毛だけど、たまに深みのあるお話がおもしろいです。連載中にナンシーさんが亡くなったのを受けて、リリーさんが追悼文を書いていますが、本当にまだまだ続いてほしかったですね。
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リリー・フランキーと今は亡き、ナンシー関のとっても肩の力の抜けた他愛のない対談(お喋り)集。 さすがのお二方の何気ない話題からの鋭い考察。かつ小気味良い語り口が楽しい一冊。
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リリー・フランキーとナンシー関(故人)の世紀末・新世紀対談。何やかや10年以上前のことで、彼らとはほぼ同世代の筈なんだけれど、今一つ話題に乗ることができなかった。書名どおりのスナックの片隅で、浮世の不満を語る彼らとは価値観が違うんだと認識させられたら、途中から読むのが苦痛になって...
リリー・フランキーとナンシー関(故人)の世紀末・新世紀対談。何やかや10年以上前のことで、彼らとはほぼ同世代の筈なんだけれど、今一つ話題に乗ることができなかった。書名どおりのスナックの片隅で、浮世の不満を語る彼らとは価値観が違うんだと認識させられたら、途中から読むのが苦痛になってきた。義務感だけで読了。ナンシーが10年後も消しゴムを彫っているかもしれないというコメントに、人生何が起こるか分からない無常を感じた。でも、ナンシーのテレビ消灯時間シリーズとかは読んでみたいと思う。
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