カヌー犬・ガクの生涯 の商品レビュー
ツーリングカヌーをす…
ツーリングカヌーをする人なら知らない人のいないカヌー犬ガク。数々の野田知佑の著書に登場してくる。下手な人間よりよっぽど人間らしい。表情の豊かな犬。その生涯を書き記した一冊。
文庫OFF
約20年ぶりに再読。その間にはじめて犬を飼い、亡くした。 「大きな魚を釣っても、いい景色を見ても、一緒に喜んでくれる犬がいないとつまらない」 「ガクはぼくのペットではなく生活の相棒なのだ。ぼくにとってガクは剛直な性格をした息子といった存在だ」 野田氏のガクに対する愛情が痛いほど...
約20年ぶりに再読。その間にはじめて犬を飼い、亡くした。 「大きな魚を釣っても、いい景色を見ても、一緒に喜んでくれる犬がいないとつまらない」 「ガクはぼくのペットではなく生活の相棒なのだ。ぼくにとってガクは剛直な性格をした息子といった存在だ」 野田氏のガクに対する愛情が痛いほど伝わる本。ガクを「カヌー犬」、その子どもたちを「水泳犬」と分けているのも印象的だった。それだけガクとの相性が良かったのだろう。 相性があるのですべての飼う主と犬がこのような関係になれるわけではない。しかし人間と犬の理想的な関係を綴った本だと心に刺さった。やはり犬を飼うなら「相棒」と呼べるまで関係を深めなければ損だ。
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ヒトとイヌのいい関係。ありがたいことに私もカヤックをやってるが、そんなに川を知らない。 淀川で感激してるんだから、まだまだなんだろうな。それにしてもガクは男前で幸せなワンコだ。
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野田さんのガクとの思い出がたっぷり詰まった一冊。 野田さんはガクをいつも旅に連れていたので、本書は良い意味で活動ダイジェストな一冊に仕上がっている。 それにしてもガクは多くの日本人より全然世界に飛び出して活動してて「やるなー」って思いました。従順で頭がいいではなく”立派な個性を...
野田さんのガクとの思い出がたっぷり詰まった一冊。 野田さんはガクをいつも旅に連れていたので、本書は良い意味で活動ダイジェストな一冊に仕上がっている。 それにしてもガクは多くの日本人より全然世界に飛び出して活動してて「やるなー」って思いました。従順で頭がいいではなく”立派な個性を持っている”犬、ガクはホントやんちゃにした野田さんジュニアだな~って思いました。
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ガクと野田さんの幸せな日々を味わいたくて読み始めたけど、結末がみえるだけに途中から読むのがつらくなりました。目次にも「わかれ」という章があるし・・・ 朝の通勤時にその章を読み始めてしまい、案の定涙がとまりませんでした、ハズカシイ。 はじめての犬だからこそ余計に野田さんの中で特...
ガクと野田さんの幸せな日々を味わいたくて読み始めたけど、結末がみえるだけに途中から読むのがつらくなりました。目次にも「わかれ」という章があるし・・・ 朝の通勤時にその章を読み始めてしまい、案の定涙がとまりませんでした、ハズカシイ。 はじめての犬だからこそ余計に野田さんの中で特別な地位を占め続けているのでしょうね。それがあんなに気が合って能力が高いなら尚更・・・ 我が家のワンコは1代目現在4歳。いつかその子が死んで、次の犬を飼ったとしても、その子以上の子は現れないと断言できるので、淡々とした文章の中に隠された野田さんの気持ちが痛いほど理解でき、感情移入しすぎてしまったようです・・・ 別れよりも、ガクが経験した数々の冒険や、野田さんやその友人達との楽しい日々を覚えておいてあげなきゃね。 それにしても意外だったのが、野田さんは犬に対して無知だったこと。フィラリア予防のこともそうだし、ガクの子供を勧められるまま訓練学校に入れたり(野田さんが訓練された犬を好むはずが無い)、弱ったガクを近所の医者に任せてただ見守るだけだったり(人にアドバイスを受けて初めて大学病院に診せに行った)・・・頭の良い人だから、犬を飼ったらそういう基本的なことは勉強する人かと思っていたのでちょっとショックでした。
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30代中盤に無性にカヌーをやってみたくなったことがある。1年ほど願望が昂じたが、結局トライせず。今でも泳ぐチャンスがあると、カヌーのことを思い出す。いつかチャレンジしてみたい。
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