ウイングメーカー の商品レビュー
日本語が難しく、硬く、入ってきづらいのは、きっと英語も元々難しく書かれているのかも。 それかワザと。何か理由があって意図的にそうしているか。 読むのにこんなに詰まった本は無い。 たぶん、目で追って読むならさっさと読めただろう。 しかし、これはどういう意味での描写なのかとか、単語の...
日本語が難しく、硬く、入ってきづらいのは、きっと英語も元々難しく書かれているのかも。 それかワザと。何か理由があって意図的にそうしているか。 読むのにこんなに詰まった本は無い。 たぶん、目で追って読むならさっさと読めただろう。 しかし、これはどういう意味での描写なのかとか、単語の意味するものは、とか色々考えてしまい、 ちょいちょい止まってはメモ、止まってはメモ。 この略語、何の略やったかいな?とページ戻したり、最初からめくって読み直してみたり。 しかも、ウイングメーカーのウェブサイトにあるウィングメーカー音楽と絵を見ながら読んでいたらちょいちょい寝落ち。眠たいこと、眠たいこと。 断食や瞑想などは3日目まで、マラソンに至っては最初の3キロあたりまでがしんどいのであるが、それと同様にこの本も最初の部分でくじけそうになりながらも、メモとノートを書き留めたお陰で、途中から流れを掴み、長距離を走り切ったのであった。
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かのバシャール本に出会った20代の頃から、スピリチュアルやニューエイジ関連の本をよく手にするようになった。 最近は、ネイティブピーブルの本を読む機会が増えていた。 そんな中、久しぶりにエンターテインメントとして楽しみながら読むことの出来たスピリチュアル関係本が登場。 ニューメキシ...
かのバシャール本に出会った20代の頃から、スピリチュアルやニューエイジ関連の本をよく手にするようになった。 最近は、ネイティブピーブルの本を読む機会が増えていた。 そんな中、久しぶりにエンターテインメントとして楽しみながら読むことの出来たスピリチュアル関係本が登場。 ニューメキシコ州北部の渓谷の奥深くで発見された謎の象形文字の壁画・23室の洞窟の中からみつかった人工遺物・最後の部屋からは1枚の光ディスクもみつかって・・・。 どうやらそれらのものは西暦28世紀の「タイムトラベラー」から現代の私たちへのメッセージらしいという・・・。この遺跡の研究を行っているある組織の科学者が、一人のフリージャーナリストにこの遺跡のことを話したいという。 遺跡のことを世の中に公開するためのヒミツのインタビューが行われ、その内容が収録されたのが本書だ、というのだ。 もともとはWeb上で公開されていた内容を、翻訳・書籍の形で刊行している。また、関連したアイテムとして、遺跡から発掘されたデータをもとに現代の状況で再現したミュージックCDも発売されている。 実際に起きたリアルな出来事として読む人もいれば、独自の世界観を築きながらスピリチュアルな思想・概念を様々なメディアとして切り分けながら販売する手法の一つ、と見る人もいて、この本に対する評価は様々に幅がある。 そうしたこともすべて承知の上でも、この作品にぐいぐいと引き込まれてあっという間に読了してしまった。 本の内容が事実かどうかはともかく、本の世界に展開されている世界観はリアルな手触りを持ち、これからの変革期に向けての大切なメッセージを含んでもいると思う。 あれこれ詮索せず、極上のミステリーとして純粋に楽しむことをオススメしたい。
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