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二十六夜待の殺人 新装版 の商品レビュー

3.9

16件のお客様レビュー

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「御宿かわせみ」第1…

「御宿かわせみ」第11巻。子ども達が親の見栄に振り回される「虫の音」という話は、現在に通じるものがあります。最後に収録されている「錦秋中仙道」は、ラストシーンにほっとして本を閉じられる話です。

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かわせみで飼われる事…

かわせみで飼われる事になる、しろが登場する「犬の話」など人気シリーズ11作目。

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このシリーズは、人情…

このシリーズは、人情物としても捕り物帖としてもよく出来ています。

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御宿かわせみシリーズ…

御宿かわせみシリーズ十一作目。女性同士の心情の機微が良く描かれた「女同士」や少し切ないラストだと感じた「源三郎子守歌」など今回も登場人物が上手く書き分けられているなと思いました。

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2024/01/04

「平岩弓枝」の連作時代小説『新装版 御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人』を読みました。 『「御宿かわせみ」ミステリ傑作選』に続き、「平岩弓枝」の作品です。 -----story------------- 二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた...

「平岩弓枝」の連作時代小説『新装版 御宿かわせみ (11) 二十六夜待の殺人』を読みました。 『「御宿かわせみ」ミステリ傑作選』に続き、「平岩弓枝」の作品です。 -----story------------- 二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。 傍らに半紙にしたためた不出来な句が残っていた…表題作ほか、『牡丹屋敷の人々』 『源三郎子守歌』 『虫の音』など全八篇。 大川端の旅篭を舞台に、女主人の「るい」と恋人「神林東吾」、親友の八丁堀同心「畝源三郎」たちが繰り広げる人情捕物帳。 ----------------------- 江戸時代末期を舞台に、大川端の小さな旅籠・かわせみを舞台とした「御宿かわせみ」シリーズの第11作… 以下の8篇が収録されています。  ■神霊師・於とね  ■二十六夜待の殺人  ■女同士  ■牡丹屋敷の人々  ■源三郎子守唄  ■犬の話  ■虫の音  ■錦秋中仙道 二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと出かけた俳諧師が川に浮かぶ… かたわらには半紙にしたためた不出来な「月待つと その約束の かねの音 六夜の月 高くなるまで 待たせておいて」という句が残っていた、、、 事故死ではないと感じた「東吾」が残された句をヒントに真相を探る… 誰が殺したのか?その動機は?そして、不出来な句の意味は? 収録作品の中では最もミステリ色の強い『二十六夜待の殺人』がイチバン面白かったかな。 婚礼を目前にした老舗漆器問屋宮越屋の娘「おしま」が漆にかぶれてしまう… 漆器の品物を納めた木曽の檜細工店の若主人「木曽屋新助」と、漆かぶれとなった「おしま」の祝言で代役を務めた妹「おきぬ」が絡んだ騒動、、、 その意外な真相と、ほっこりさせられる顛末が忘れられない『錦秋中仙道』も印象的でしたね。 あとは、美貌の生き神様をめぐる『神霊師・於とね』や、京菓子屋の初孫がかどわかされる『女同士』は、女性の業の深さ感じられる作品で、印象に残りましたね。 かわせみの女主人の「るい」と恋人「神林東吾」、親友の八丁堀同心「畝源三郎」たちが繰り広げる人情捕物帳… 面白いですね。

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2023/10/22

かわせみシリーズ再読。 安心して読めて、ちょっとドキドキして、ホッとできる時代ものミステリー。 るいをいつまでも待たせないで、と思ってしまう。

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2022/06/21

8話短編。 日常のこまごました話は色々あるのだな、と。 一番問題あり、なのは、当然(?)表題でしたが。 目の前でしていないのなら、それはそれで チャラになりそうな気もしますが。 そこはきちんと決めていた、という事でしょうか? 後ろから2番目の話は、結局犬は 飼い主がいないまま...

8話短編。 日常のこまごました話は色々あるのだな、と。 一番問題あり、なのは、当然(?)表題でしたが。 目の前でしていないのなら、それはそれで チャラになりそうな気もしますが。 そこはきちんと決めていた、という事でしょうか? 後ろから2番目の話は、結局犬は 飼い主がいないまま、なのでしょうか…。

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2016/06/17

面白かったです。この巻は女性の事件が多かった印象です。女の女に対する嫉妬が引き起こす… というような。  るいが東吾との子を望んで願掛けをするところが可愛いなぁと思いました。源さんのところも幸せそうだし、少しほのぼのとした巻でした。

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2014/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

御宿かわせみシリーズ11巻、初期の頃の話が懐かしくなり先日まとめて購入分を読み始め。「かわせみ」女主人のるいと東吾の恋人時代の人情捕物帳、表題作「二十六夜待の殺人」二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。傍らに半紙にしたためた俳諧師にしては不出来な句が残っていた…。「女同士」かつての友達を無視した女の子供を誘拐した…。「源三郎子守唄」源三郎との祝言を間際にドタキャンした許嫁おいねのその後。ハッピーエンドの話の中に哀れな末路を辿る話があり構成が上手い。

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2013/01/01

「錦秋中山道」 ちょっとほのぼの話。 たとえ山奥の暮らしであっても、好きな人となら幸せだろう。 家柄や順番じゃないのよ、きっと。

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