新選組永倉新八のひ孫がつくった本 の商品レビュー
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ひいじいちゃんが、新選組幹部ってどういう気持ちがするんだろうと興味がわいて読みました。著名人との対談や、他の隊士の子孫の方々との対談などが主な内容でした。その中でも一番気になったのが、新選組のマンガ「風光る」の作者との対談です。なんでも作者は最終的には函館までを書きたいとか。函館まで書くと、もう沖田さんいない気が・・・。しかもそこまでかくと連載終了までもう10年はかかるのでは・・・。作者の中での「風光る」の目標着地点が分かったのは大きな収穫だった気がします。あとはマンガの人気次第だそうです・・・。
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やはり子孫の方それぞれに伝わってる話があって、それを一気に読めるのは良い。話が色々聞けて面白い。特に池田屋の子孫の方は、新撰組グッズを販売するお仕事を親戚にばれて大騒ぎになったとか。
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いざというとき、本当に頼りになる人というイメージを持ちました。新政府軍の世、明治になって、新選組のためにいろいろ奔走した。なかなか出来ることじゃないと思います。近藤さんと袂は分かっても、ほんとに嫌いで別れたんじゃないですよね、きっと。
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ひ孫が書いたのではなくつくった!本。ということで期待してたほどひ孫だからの新事実はないが、色んな人が熱く新八や新選組について語っている。みんなそれぞれ自分なりのイメージを持っており、史実がはっきりしていないからこそ想像できる楽しさがあり、ファン同志で語り合うにはなかなか良いネタに...
ひ孫が書いたのではなくつくった!本。ということで期待してたほどひ孫だからの新事実はないが、色んな人が熱く新八や新選組について語っている。みんなそれぞれ自分なりのイメージを持っており、史実がはっきりしていないからこそ想像できる楽しさがあり、ファン同志で語り合うにはなかなか良いネタになる本である。2012.2 特に面白いと思ったのは、沖田総司の姉ミツさんのひ孫がミツさんにそっくりなこと。あの有名な総司の絵は本家の孫にあたる人の肖像画を総司としたものだけど、このひ孫にあたる人の若い頃の写真が見たいなあ。あの絵よりも総司に近いかもって思っちゃう。それと天然理心流研修会の話し。宗家とは違って新八に師事したから伝わったという新選組実戦抜刀術。見たいなあ。心武館の演武は新選組イベントで見られるんだけど。
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結論から言うと、さして面白くもないし 目新しい記述も見つけられなかった。 子孫の方が執筆と言うと、我々の知らないような 身内ならではの話が聞けるのかとつい期待してしまうが、 作家や、一体誰だ? と思ってしまうような人の寄稿 インタビューなどが本の大半。 しかも、今日日史実ではないと言われていることを 史実として話したり、小説というフィクション作家なのに 子孫の方を目の前にして、あんたの先祖はこうだった とまるで見てきたかのように断言するというのは ある意味よくできるもんだと尊敬する。 この中に渡辺多恵子氏のインタビューもあり、 歴史家には一番馬鹿にされそうな少女漫画家の渡辺氏が 一番史実を調べ時代考証をしている上 謙虚に「私は~だと思います」と飽く迄自分の意見、 自分の思う永倉新八はこうだったと思う、という語り方をしている。 至極真っ当な態度だと思う。 自分はこれが普通の態度であると考える。 特に、子孫の方を目の前にして答えるのであれば尚更。 子孫だからと言ってそれに誇りも持たず 祖先に興味がない人も当然いるのだし ネームバリューで金稼ぎや個人の売名に使うだけの人もいる。 剣術をしている人で、段だら羽織で演武することに疑問を持たない人も それは違うだろうと考える人もいてピンキリなのだから、 致し方なしと言えば言えるのだが。
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