夜半の綺羅星 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルからどんな話なのだろうとワクワクしました。悲恋話のようなものを想像していたのですが、どちらかといえば人情話、いやいや悲恋要素も無きにしも非ず、終盤はしんみりとさせていただきました。 「俺も、薪割り続けりゃよかったなぁ、そしたらよ」と声を詰まらせた男に、「なあに、そんなもん、いつからだって始められる。人生短けぇが、やり直しはいつだって利く。手遅れなんてないもんさ」と言った茂平の一言。ぐっときました。同時収録の『福良雀』も良かったです。
Posted by
- 1