新・ユニバーサルデザイン の商品レビュー
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA72104220
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人間工学に基づき、生活上直面する多くの分野について、ユニバーサルデザインを追求した本。原則論に加えて、数値や開発プロセスの例示も充実している。 以下、備忘録。 ・文字サイズ:視距離30㎝で9ポイント、50㎝で15ポイント、7ポイントを下回ると急激に可読性は低下。文字間隔:50%...
人間工学に基づき、生活上直面する多くの分野について、ユニバーサルデザインを追求した本。原則論に加えて、数値や開発プロセスの例示も充実している。 以下、備忘録。 ・文字サイズ:視距離30㎝で9ポイント、50㎝で15ポイント、7ポイントを下回ると急激に可読性は低下。文字間隔:50%、行間:100%、コントラスト:4対1。明朝よりゴチックが読みやすい。 ・皮膚温は0.2℃が弁別できる。 ・障害者の就職で「公共交通機関が利用できる人」という条件がある。 ・老人性白内障:60代66~83%、70代84~97%、80代以上100%。 ・ATMタッチパネルにおける「スライド・モール」 ・携帯のキーは平面に対して、角張って少し突出しているのがベスト。 ・家庭内事故総数11155人(H12年)で交通事故と変わらない。特に水回り。 ・(感性工学では)操作性、認知性、快適性に関する目標品質を明確に。 ・共用性、永続利用性、快適性、空間適合性、維持管理性、経済性、環境影響性の7つが利用品質評価軸。 ・使いやすさ=動きやすさ、わかりやすさ、心地よさに分類できる。 ・使いやすさ調査では、一般、高齢者は説明書を読む、視覚障害者は人に聞く。 ・視覚障害者でも電子機器に強い人、弱い人がいる。 ・点字は、ひらがな、数字、アルファベットしかない。 ・有効性。操作の容易さ:製品の機能をうまく使えた人の割合、データの正確さ、文字の書き間違い、通信エラーへの対処割合など ・効率性。所要時間、材料消費量、経費、打鍵回数、文字数、精神的・肉体的努力量 ・満足度。苦情回数、操作での問題点数、良否のコメント数
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