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えんじ色心中 の商品レビュー

2.8

17件のお客様レビュー

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2022/03/22

お受験戦争の末に起きた殺人事件。 それに対する、様々な視点からの話。 中学受験のために、塾へ通い、念願のX中に通う少年だが、 少年の家庭内暴力が酷く、その結果、 父親に殺されてしまう。 だか、父親は無実を訴える。 真実は…? なんとなく、最後まで読んでも、なんとなく、スッキリ...

お受験戦争の末に起きた殺人事件。 それに対する、様々な視点からの話。 中学受験のために、塾へ通い、念願のX中に通う少年だが、 少年の家庭内暴力が酷く、その結果、 父親に殺されてしまう。 だか、父親は無実を訴える。 真実は…? なんとなく、最後まで読んでも、なんとなく、スッキリ しなくて、モヤモヤした感じ。 (なんとなく、を何回言うのか…笑) いい意味でのモヤモヤではなく、悪い意味な感じ。 本書が2作目って書いてあったから、納得。

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2020/07/15

導入は、中々入っていけなかったけど、 後半は一気に読めました。 ただ場面が切り替わる度、ちょっと迷った気分になる。 登場人物を把握しなおして、もう一度読まないとない最終的にどうなったのか理解出来ない。 私の読解力不足のせいかもしれませんが。 でも、今また読み返す気力はないな。 ...

導入は、中々入っていけなかったけど、 後半は一気に読めました。 ただ場面が切り替わる度、ちょっと迷った気分になる。 登場人物を把握しなおして、もう一度読まないとない最終的にどうなったのか理解出来ない。 私の読解力不足のせいかもしれませんが。 でも、今また読み返す気力はないな。 期待と希望、見栄。お金。 追い詰められていく人達の心理が分かる感じがしました。

Posted byブクログ

2018/10/13

十六年前に起きた、受験戦争を潜り抜けて超難関校に合格した中学生の死と加害者である父親の西池袋事件とその周囲の人々。仲良くなる小学生の男女もライターとして働く僕も、どちらもきめ細やかで集中して読めたけれど、読解力がなくて結局どういう話かわからず全体像が掴めなかった。文章はするすると...

十六年前に起きた、受験戦争を潜り抜けて超難関校に合格した中学生の死と加害者である父親の西池袋事件とその周囲の人々。仲良くなる小学生の男女もライターとして働く僕も、どちらもきめ細やかで集中して読めたけれど、読解力がなくて結局どういう話かわからず全体像が掴めなかった。文章はするすると入って来て良かった。

Posted byブクログ

2017/07/11

もっと色々な事あるのかなと期待して読んだので、なんとなく期待はずれでした。 途中までは本当に読み進まなくやめようかと。 後半は比較的スイスイ読めました。 ラストで種明かしされましたが、なんかすっきりしない。 作者の他の作品に期待です。

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2016/02/14

受験戦争に挑んだ親子にまつわる殺人事件を主軸に、親と子の難しい関係性を描いた作品。 イヤミスが多い真梨幸子の著書の中でも、他の作品とは違う印象で、かなり文学的な印象です。 「殺人鬼フジコの衝動」や「インタビューインセル」、「アルテーミスの采配」などのストーリー重視(と言うと稚拙な...

受験戦争に挑んだ親子にまつわる殺人事件を主軸に、親と子の難しい関係性を描いた作品。 イヤミスが多い真梨幸子の著書の中でも、他の作品とは違う印象で、かなり文学的な印象です。 「殺人鬼フジコの衝動」や「インタビューインセル」、「アルテーミスの采配」などのストーリー重視(と言うと稚拙な表現ですが(^_^;))の方が読みやすくてすんなり入るかなーという読後感でした。 登場人物の心理描写が豊富なので、読み込み度が浅い僕が読み込めないのでそういう感想になるのかも知れません。でも事件の背景を描く部分もしっかりあるので、事件を追ったストーリーも充分楽しめました。

Posted byブクログ

2015/12/12

中学受験、家庭内暴力、嫁姑、派遣、貧困、ワーキングプア、ドキュメンタリーのやらせ、宗教。 ありとあらゆる社会問題を詰め込んだミステリー。肉体を束縛する三つ目のものがとても気になる、さびしいラスト。

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2014/12/01

いまいち。 誰のエピソードなのかもわかりにくいし、 幽霊と話をしていたのか何なのか 結局よくわかんない話だった。。

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2013/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イヤミス描写が好きな真梨作品にしてはいまいち。初期の作品なせいか、文章がいつものものより読みづらく感じた。また、女独特のいやらしさが男性視点という事で少なかったのも不満。やはり真梨幸子は女同士のドロドロとした描写が欲しい。話としては小学生の頃と社会人の僕の話が交互に進んでいき、驚きのラストという感じだが、タイトルからオチの想像はついてしまう。そのあたりがマイナス。

Posted byブクログ

2013/06/14

著者二作目。 受験戦争を潜り抜けて超難関校に合格した中学生の殺人事件を題材に、過去と現在、話が交錯して、どう繋がるのか、わかりにくかった。 (図書館)

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2012/12/21

真梨さんの作品をいろいろ読んでこの2作目を読んだらやっぱりちょっと物足りない感はあった。真梨作品で言うと★2かな。ラストも読めちゃってそれ以上がなかったのが残念。今の真梨作品だと最後の最後にいろいろあるから余計に物足りなさを感じちゃった。でも出版順にちゃんと読んでたらもっと面白く...

真梨さんの作品をいろいろ読んでこの2作目を読んだらやっぱりちょっと物足りない感はあった。真梨作品で言うと★2かな。ラストも読めちゃってそれ以上がなかったのが残念。今の真梨作品だと最後の最後にいろいろあるから余計に物足りなさを感じちゃった。でも出版順にちゃんと読んでたらもっと面白く感じたんだろうなぁ。思春期に読んだら共感しそうな作品。

Posted byブクログ