ミッキーマウスの憂鬱 の商品レビュー

松岡圭祐(著者)

2019/12/10

初めは後藤の仕事に対する心構えや先輩への態度にイライラしっぱなし。
でも我慢して読み進めたら、やっぱり心に響く結末に。
それにしても、こんなにディズニーについて明らかにしちゃっていいものか。

2018/11/05

友人に勧められて。
序盤はどこか浮ついた主人公の後藤くんにモヤモヤしながら読み進めていたのですが、中盤以降は後藤くんのまっすぐさが物語を引っ張っていく流れで、なかなかに面白かったです。少年漫画の文法みたい。
空き時間でパパっと読めちゃうボリュームと読みやすさ、かつ面白さで、いいエンタメですねこれ。

2018/09/11

何かの舞台裏って普段は知りえないから、こんなのかもしれないと思いながら読むと面白い。
責任のなすりつけあいって感じが感じ悪いけどなぁ。
待遇なんて関係ないと思うのだけれど、どこかで相手より優位だと思っていないと精神を保てないのか。

2018/02/02

バックステージを題材にした話なので、夢の国は絶対夢の国であってほしいと思う方にはオススメしないです。「手作り」であることを割り切った上で夢の国を楽しんでいる方は、大丈夫かも。ディズニーに遊びに行ったあと、あまりのロスで手に取ったのがこの本。実は前に読みかけてやめてしまって、今回が再読でした。今は自分の中でディズニー熱が高まってるから、最後まで読めたかなって感じ。ネットの評価が比較的高かったので期待しましたが、題材は斬新でも読み物としてはうーん………。ある意味、手軽にさらっと読めます。主人公・後藤の言動がかなり痛いというか、芯の通ってない残念な人なので自分は作品世界に入り込むのがしんどかった。脇を固める女性キャラ二人も含め、心理描写がとってつけたみたいで魅力が薄い。しかしこの話、どこまで本当でどこまで創作なのかな。固有名詞登場しまくり、ミッキーマウスがタイトルに入ってるからには然るべきチェックをくぐり抜けたはずですが、出版に関する大人のやりとりばかり気になった……

2017/02/12

　作品解説(帯より)：東京ディズニーランドのバイトになった21歳の若者。友情、トラブル、愛情……。様々な出来事を通じ、やがて裏方の意義や誇りに目覚めていく、秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの「バックステージ」で働く人々の3日間を描く、感動の青春成長小説。

　ラストはまとまっているが、東京ディズニーランドを舞台として扱うには、あまりに説明が少なすぎるのではないだろうか。ミッキー・ドナルド・グーフィーくらいは知っているが、ティガ・ピグレット・イーヨ・マレフィセント・チップ・デール……さっぱりわかりません。青春小説という謳い文句の割には、登場人物たち（特に由美子）の魅力が薄く、作品に感情移入できない。お定まりの展開で単調。……松岡作品なので期待した分だけがっかりさせられた。

2016/10/02

もともとディズニー大嫌いだし行ったことも
行きたくもないが、さらに行きたくなくなる
素晴らしいアンチ本。
ただひたすらブラックなディズニーの姿勢を描き、
主人公側はバカの極みの新人とメンヘラ女。
＝ディズニーは正社員も準社員も
クソしかいない、と良くわかる。
フィクションですって書いてもね〜
実名だしね〜
つか、ミッキー着ぐるみに決まってるのに、
バカじゃないの？としか…
着ぐるみきたことあるけど、
年取ったら出来ない仕事だし、
皆様の将来が不安です。

2016/08/30

ＴＤＬ、夢の国。どこまでが真実かわからないけれど、そこで働くスタッフの裏側の世界がのぞける本。
でも、やっぱり夢は夢のままにしておきたい。
ミッキーに人が入っているなんて興ざめでしょ。

2016/07/04

前から気になっていた。ディズニーランドが舞台の話。
夢の国のはずなのに、働く人たちがあまりにも夢とかけ離れている感じで、思わず本当にそうなのかと信じてしまうところだった。
フィクションで良かった。

2015/11/04

ディズニーランドの裏側を、詳細に描かれ驚きました。こんなに詳しく裏側を知る作者はどんな人物なのか調べてみたくなりました。

2015/09/10

最初の方の主人公の行動と言動が痛々しくて読んでられなかった…。
でもたった3日間の出来事だったけど、その中での成長は素晴らしかった。
TDLの裏話あり、ハラハラあり、スカッと感もあり、楽しめました。