リ・セット の商品レビュー
本の装丁が面白くて何気に読んでみた。作品の良し悪しというより残念ながら私の好みではない。読み終わっても特に感想らしきものが浮かんでこない。最近どうも読む本が自分のストライクゾーンから外れることが多いなあ。
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なんとなくタイトルに惹かれた。 リセットって出来たらいいな~って思うし。 この本にはリセットの仕方が書いてあるけど、 登場人物たちには何か変化があったのだろうか。 みんなリセットしたいんだな~って。 主人公の三帆の気持ちってなんとなくわかるし、 あかりに頬を叩かれた時...
なんとなくタイトルに惹かれた。 リセットって出来たらいいな~って思うし。 この本にはリセットの仕方が書いてあるけど、 登場人物たちには何か変化があったのだろうか。 みんなリセットしたいんだな~って。 主人公の三帆の気持ちってなんとなくわかるし、 あかりに頬を叩かれた時に、 私も痛いって感じた。
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65点。昔は日本人作家のY.A.としては定番だったんだけどな。 生活感がない家庭の中学生女子の話。 森絵都の「宇宙のみなしご」が好きな子にすすめたい。
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物心つく頃から母子家庭で育った中学生の主人公が、住んでいるマンションの すぐ近くにある砂浜でキャンプをしている男性に出会う。 それが実の父親で、動揺しつつも交流を重ねるうちに、父から新生法というものを教えてもらう。 そしてある夜その儀式をいじめていたクラスメート、同じマンションに...
物心つく頃から母子家庭で育った中学生の主人公が、住んでいるマンションの すぐ近くにある砂浜でキャンプをしている男性に出会う。 それが実の父親で、動揺しつつも交流を重ねるうちに、父から新生法というものを教えてもらう。 そしてある夜その儀式をいじめていたクラスメート、同じマンションに住む男の子 そして父と試してみるというストーリー。 児童書で主人公が中学生の割りに、母親を名前で書いたり硬い文体だった。3人称のせいかな。 「誰でも呪いの1つや2つはかけられながら生きている」というテーマや、中盤の展開は いいのだけれど、後半の方でテーマをすりかえられたような違和感が残る。 例えば、「物語(儀式のようなもの)」は本心から逃げなければ不必要というけれど そう思うに至ったのは、やはり儀式を経験したからじゃないのかなぁと思ってしまう。 あと、母のことはお母さんと呼ぶのに、父のことは「パパ」なのがなぜなのかわからなかった。 それでも、作者の書くどこか冷めた中学生はうまいなぁと感じる。 クールなだけでなく、脆弱な部分も書かれているのがとてもよかった。
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変わらず嫌なオンナが出てくる話。魚住さんの周りにかつてこういうサンプルの良いのがいたんだろうか?と思っちゃうほど似たようなちくちくいじわる系がまた出てきた。つまり、こういうのはどこにでもいる、というか誰の心にも巣食ってる部分なんだろうな。しかし、その棘は相手とタイミングを見て出し...
変わらず嫌なオンナが出てくる話。魚住さんの周りにかつてこういうサンプルの良いのがいたんだろうか?と思っちゃうほど似たようなちくちくいじわる系がまた出てきた。つまり、こういうのはどこにでもいる、というか誰の心にも巣食ってる部分なんだろうな。しかし、その棘は相手とタイミングを見て出したり引っこめたりするのだろうと、思春期から数十年たった今は思う。しかし、現代はこういう風に主導権が一か所のままにはない。ネットで中傷されたり逆にそいつが次の標的になるとか。
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表紙が好き。 この作家にはじわっとくる良さがある。 テント生活を続ける父との再会。転校の際にはじけたあかりの怒り、上の階のソガメ君の悩みなどを淡々と綴る。 三帆が周りをじっくりみつめながら思いを凝らしそこから精神的に成長していくのが見えるようだ。あかりが手紙で三帆の生き方に...
表紙が好き。 この作家にはじわっとくる良さがある。 テント生活を続ける父との再会。転校の際にはじけたあかりの怒り、上の階のソガメ君の悩みなどを淡々と綴る。 三帆が周りをじっくりみつめながら思いを凝らしそこから精神的に成長していくのが見えるようだ。あかりが手紙で三帆の生き方に忠告したところがよかった。 穴に座ると再生できるかもしれない。 作成日時 2006年11月29日 06:12
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非・バランスを書いた著者の本。 中学生のぼんやりとした悩みと暗さが描かれている気がする。しかしちょっといまいちではあったが。インパクトが、ひきつける場がいまいちなかった。しかし、このぼんやり観は好きです。
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主人公の三帆と同じ十代のはずなのに、彼女を取り巻く環境、彼女が思っている事にこれっぽっちも共感を覚える事が出来ませんでした。 かと言って、中学生の頃に人間関係についてあーだこーだと悩まなかったわけではありませんでしたが、著者が書いている事は恐らく現代の十代の実情なんだと思います。...
主人公の三帆と同じ十代のはずなのに、彼女を取り巻く環境、彼女が思っている事にこれっぽっちも共感を覚える事が出来ませんでした。 かと言って、中学生の頃に人間関係についてあーだこーだと悩まなかったわけではありませんでしたが、著者が書いている事は恐らく現代の十代の実情なんだと思います。 この本を読み進めていくたびに、何だか想像というよりも、リアル感というのが漂ってきました。 リアル感を出すのは構わないのですが、結構痛い所を付いている気がします。
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