棟方志功 いのちを彫る の商品レビュー

棟方板画美術館

2024/09/06

棟方志功の生涯と画業を、多くの写真と画像で綴る。
・棟方ワールドへようこそ
板画を遊ぶ――作品第一部　　板画を遊ぶ――作品第二部
棟方志功ものがたり①～④
棟方志功・年譜　棟方志功を巡る旅
棟方志功の作品が見られるおもな美術館　参考文献有り。

「板上に咲く MUNAKATA:Beyond Van Gogh」原田マハ／作を
読了してからの、追体験としての読書。
人間・棟方志功の生涯を中心に、作品を解説している。
少年時代からの美の体験。絵の仲間たち。様々な交流。
彼は多くの大切な人々に囲まれている。
でも板に向かうときは一人。その魂を込めた真摯な姿。
その壮大で膨大な作品の多くが紹介されているが、
やはり実際に目の前で鑑賞したくなる迫力を感じてしまう。
また、写真が多いのも良かった。
なんとも無垢で人を惹きつけてしまう、笑顔。
受賞は「半分は夫人のもの」と文化勲章をチヤ夫人に
かけてあげる姿。チヤさんも可愛いなぁ。
鎌倉にあった棟方板画美術館が監修した本です。
作品も遺品も多く収蔵されていましたが、
青森の棟方志功記念館と合併し、現在は青森県立美術館へ
移管されたとのこと。青森へ旅行するきっかけにもなりそう。

2012/07/10

恥ずかしながら彼の名を知らなかった。

「わだはゴッホになる」という本で彼の人間性に惹かれ、さて、どんな絵なのか調べてやろうとこの本に行き着いた訳だが、、、やられた！

射抜かれてしまった！！！

彼の絵が素晴らしいのは勿論、

彼の写真がまた素晴らしい！