大杉栄 自由への疾走 の商品レビュー

鎌田慧(著者)

2020/09/27

大杉栄語録
(和書)2011年03月15日 15:43
2001 岩波書店 鎌田 慧

大杉栄さんの本を読んでいてアナーキズムへの興味に取り憑かれた。他のアナーキストの本も読みたい。

無政府共産主義っていうものを考えていきたい。

2012/10/21

　はるか昔、国立2期校（古い・・・）には合格したものの親不孝して浪人した予備校の寮で（Life深夜の部室のように）だべっていたとき、（姫路から来た地元の高校ではお目にかかったことのない雰囲気の）S君から「大杉栄とかしってる？」と言われたのが大杉栄との出会いでした。
　最近、自分の大事にしているものを（分野毎に）12枚のカードに書き出し、順々にカードを破り最後に何が残っていくかという（心理？）ゲームをすることがありました。最後の2枚は「阿弥陀さま」と「自由」で、最後の最後に残したのは「自由」でした。
　ああ、自分は、妻も家族も仕事も人間関係も思想も、自由でいたいがために、今あるように選んでいます。
　（ちなみにゲームは、最後の1枚も破って、その時の気持ちを見つめるものでした。）

2012/07/08

大杉栄の一生が綴られた本。
分量の割に読みやすく、大杉という人を知るには好適な一冊。索引も年譜もついているが、欲を言えば文献一覧も欲しかった。とはいえ、ちょっと多過ぎるか。
あとでつけたしたという最終章で大杉殺害の真相にも迫ろうとしているが、真相はやはり闇の中である。
ともあれ、面白く読めた。