チョコリエッタ の商品レビュー
夏にはぴったりの作品かも。犬になりたい女の子のお話でした。暗くてこのまま終わるのかと思ったけど、最後は少し希望の持てる感じで良かった。ほんわかした文章で読みやすかったのも良かったです。
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かわいい題名と、 これまたシンプルかわいい装丁にひかれて読んでみました。 大島真寿美という作家さんの名前も知っていたので、 どんな作品を書くのかなー、という気持ちもありました。 読了感としてはイマイチかなー。 多分それは私がある程度気持ちの安定した大人になってしまったからで、 ...
かわいい題名と、 これまたシンプルかわいい装丁にひかれて読んでみました。 大島真寿美という作家さんの名前も知っていたので、 どんな作品を書くのかなー、という気持ちもありました。 読了感としてはイマイチかなー。 多分それは私がある程度気持ちの安定した大人になってしまったからで、 もうちょっと多感な時期なんかに読むと、 心揺さぶられるものがあったのかもしれない。 私はやっぱりひとりで勝手に不幸そうな女の子は苦手だ。 そういうところが「年頃」ってことなのかもしれないけど。
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犬になりたい。私も挫折するたび同じ気持ちになる。でも私は猫になりたいだけどね…(笑)。10代の女の子の気持ちの表現がとても上手い作家さんだなぁと読むたび思う。屈折してるけどキラキラした日々。主人公が確かに緩やかに成長してるのが最後にわかる。若く青い日々を書ける大島真寿美さんの作品...
犬になりたい。私も挫折するたび同じ気持ちになる。でも私は猫になりたいだけどね…(笑)。10代の女の子の気持ちの表現がとても上手い作家さんだなぁと読むたび思う。屈折してるけどキラキラした日々。主人公が確かに緩やかに成長してるのが最後にわかる。若く青い日々を書ける大島真寿美さんの作品に今夢中です。
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なんかよくわからないけど、すきだった。チョコリエッタこと知世子がかわいらしいし、映像をつくっていく過程もよかった。知世子の周りの人との距離感が、文章の感じによくあらわれてると思う。不幸でもしあわせでもない「普通」のなかのアップダウンがいいなと思うのだった。
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サクッと読めました。 ふわふわして、どっかとんちんかん。 だけど、内容は軽いものじゃない。 チョコリエッタがかわいい。 犬になりたい。って人、実際にはたくさんいるのかも。 ★すきなところ。 夜の空気が耳にこそばゆくて 木々はうるうると泣いてるみたいに光っていた
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この小説よりも内容として出てきたイタリア映画をものすごく見てみたいと感じあんまり印象に残ってません… 淡々と日常が綴られていて、主人公の何気ない屈折さがどことなく好きです。
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交通事故で母親を亡くし、その後一緒に育った愛犬も死に、本気で犬になりたいと願う多感な女子高生チョコリエッタのひと夏の記録。イタリア映画「道」や「甘い生活」を観たくなりました。
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2007.7/22-24 チョコリエッタと小学生のからみのところがおもしろかった。「もしかするとあの人も犬か」
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あたしの本当の名前はチョコリエッタ。死んでしまった母が付けてくれた名前。あたしは犬になりたい。死んでしまった犬、ジュリエッタと話したい。
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じゃあ、また、いつか、 なんていう人はあの人に似ている。無愛想で、冷たくて、 去っていったら去っていったまま 一人で傷を抱えてる。
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