呉・三国志 長江燃ゆ(二) の商品レビュー
「許都を攻めて、天子…
「許都を攻めて、天子を奉戴する」。ときは、今。父孫堅が果たせなかった野望を継ぐ、絶好の機会。しかし、またしても虚しく水泡と消えた呉の壮図。若き英傑孫策の死。断腸の思いで、兵を撤く周瑜。孫策の死因については、作者の短編「孫策の死」の話と筋は同じです。それにしても、呉という国を一言で...
「許都を攻めて、天子を奉戴する」。ときは、今。父孫堅が果たせなかった野望を継ぐ、絶好の機会。しかし、またしても虚しく水泡と消えた呉の壮図。若き英傑孫策の死。断腸の思いで、兵を撤く周瑜。孫策の死因については、作者の短編「孫策の死」の話と筋は同じです。それにしても、呉という国を一言で表すと、「無念」という二文字ほど、しっくりくるものはないのではないかと思えます。孫堅、孫策と続く英主の夭折。さらには赤壁後の大都督周瑜の死。みな、前途は洋々、大望を果たすはこれからというときに、あえなく命を奪われた。戦塵に、刺客に
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呉メインの三国志。孫…
呉メインの三国志。孫策大活躍の第二巻。作者の三国志紀行や中国古典の薀蓄を織り交ぜて、軽快なテンポでストーリが展開していきます。
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新規購入ではなく、積読状態だったもの。 購入詳細不明。 2013/7/1〜7/3 孫堅が亡くなり後を継いだ孫策が主役。未だ中原の王は決まらずも、曹操が徐々に勢力を伸ばす。しかし、視点が変わると、ここまで物語の印象は変わるものか。伴野作品、あと七冊。
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表紙の策が美しい…!(笑) 孫策が怒涛の勢いで活躍していく様が描かれています。 于吉や左慈の立ち回りなど、そうくるか!といった感じです。 ラスト、ものすごく悔しい気分になります。
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