モヤシ の商品レビュー
脂っこいものもガツガ…
脂っこいものもガツガツ食べていた時期から、尿酸の高さを指摘され好物のウニ・ホヤが禁止に。友だちはモヤシかモズクか。この二つの話が掲載された一冊。プリン体という言葉を知っていたら即読みです。
文庫OFF
約20年前の、著者お得意の「実録版エッセイ風私小説」。 タイトル通り、モヤシとモズクが一冊全てを通底するテーマらしきものになっていた。 ダイスキなシーナ節は健在だが、「シーナを読む悦び」に身悶えしながら楽しめる他の数冊ほどのインパクトには欠けたかな。でもさりとて落胆や失望とはキッ...
約20年前の、著者お得意の「実録版エッセイ風私小説」。 タイトル通り、モヤシとモズクが一冊全てを通底するテーマらしきものになっていた。 ダイスキなシーナ節は健在だが、「シーナを読む悦び」に身悶えしながら楽しめる他の数冊ほどのインパクトには欠けたかな。でもさりとて落胆や失望とはキッパリ縁の無い、しみじみと安心して読み終えた印象が味わえた。 そーか。シーナも20年前に、今のオレと同じ「高尿酸値血症」を患い、人知れず密かに悩み苦しみ困惑していたのか。そしてそれを見事に克服(逃亡?)したのだ。それもオレと同じ。 今となっちゃ、検査の数値なんて殆ど気にせず、好き放題飲んで食べてます(笑
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椎名さんははじめの方で「この連載は一応『私小説』のつもり」と書いているが、まあおおむね食べ物(特にモヤシ)を中心とした身辺エッセイに限りなく近い。すいすいと楽しく読んでいける。 ところが最後の久米島旅行、ゆるゆる南の島で野球を楽しむはずが、あれよあれよという間に「海浜キャンプ危...
椎名さんははじめの方で「この連載は一応『私小説』のつもり」と書いているが、まあおおむね食べ物(特にモヤシ)を中心とした身辺エッセイに限りなく近い。すいすいと楽しく読んでいける。 ところが最後の久米島旅行、ゆるゆる南の島で野球を楽しむはずが、あれよあれよという間に「海浜キャンプ危機一髪」となっていく怒濤の展開で、やっぱり隊長にはこういうのが似合うなあと思ってしまいました。
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痛風予備軍を宣告された呑兵衛のアテに関する苦悩を安定の椎名誠調で書き綴った作品。別段タイトルは痛風でも尿酸値でもスプラウトでも非プリン体でも良かった気がするが、利尻旅行でもやしを育て帰京したってことであえてもやしにしたんだろうな。相変わらず面白かったっす。
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尿酸値の高さを指摘されモヤシ料理に目覚め、北海道も育てながら旅をする。沖縄には飲み仲間の草野球チームでキャンプをしイカダを作って無人島に渡ったりとハチャメチャな呑んだくれオヤジ達、 60歳すぎた私も現役でソフトボールをしているが仕事も環境も違う仲間達と汗をかいたあとに呑むビール...
尿酸値の高さを指摘されモヤシ料理に目覚め、北海道も育てながら旅をする。沖縄には飲み仲間の草野球チームでキャンプをしイカダを作って無人島に渡ったりとハチャメチャな呑んだくれオヤジ達、 60歳すぎた私も現役でソフトボールをしているが仕事も環境も違う仲間達と汗をかいたあとに呑むビールは最高だ。 椎名さん同様に子供の頃山に 「棲家」を作ってチャンバラをしたり夏はイカダを作って海で魚釣りをしたりと遊んでばかいたので 読んでいて、そうそうそうやね・・・・そうやったね。 と思う。
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タイトルに惹かれて図書館で借りました。 読んでみて・・・ エッセイっぽい「私モヤシ小説」でした。笑 尿酸値が高いと医師に言われた私。 痛風を防ぐためプリン体の少ない食品を探して食べる毎日。 そこで麺類の大好きな私がはまったのが「モヤシ」と「モズク」だった! エピソードがたく...
タイトルに惹かれて図書館で借りました。 読んでみて・・・ エッセイっぽい「私モヤシ小説」でした。笑 尿酸値が高いと医師に言われた私。 痛風を防ぐためプリン体の少ない食品を探して食べる毎日。 そこで麺類の大好きな私がはまったのが「モヤシ」と「モズク」だった! エピソードがたくさんで、文章もおもしろくてよかった。
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「痛風」を気にし始めたシーナさんがモヤシに目覚める「私モヤシ小説」と言われるもの。読めばモヤシが好きになる。とにかくオモシロイのだ!
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非プリン系食品に覚醒した旅する作家は、利尻でモヤシを育て、久米島でモズクに命を救われる。旅とビールと怪しい人々の物語。
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日本の伝統軽みの真価 非プリン系食品に覚醒した旅する作家は、利尻でモヤシを育て、久米島でモズクに命を救われる。 旅とビールと怪しい人々の物語。
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