小池真理子のエンジェル・アイズ の商品レビュー
著者のミステリ短編の…
著者のミステリ短編の傑作集第四弾。愛する者が死んでもその想い出を懸命に守ろうとする女性を描く「静かな妾宅」がよかった。
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27歳の素子は同年代…
27歳の素子は同年代の男より、75歳の橋爪に強く惹きつけられる。恋愛とミステリーが混ざった小説群です。
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1995年・1999年発売の短編集から6編収録。 獣の家 / 静かな妾宅 / 本当のこと / 夜顔 / 野ざらしの家 / 秋桜の家 初期の作品と比べると随分違う。奥深いというか、大人の雰囲気というか、良い意味の曖昧さというか。 個人的には初期の頃の小気味好い、はっきりした感じのほ...
1995年・1999年発売の短編集から6編収録。 獣の家 / 静かな妾宅 / 本当のこと / 夜顔 / 野ざらしの家 / 秋桜の家 初期の作品と比べると随分違う。奥深いというか、大人の雰囲気というか、良い意味の曖昧さというか。 個人的には初期の頃の小気味好い、はっきりした感じのほうが好き。 (図書館)
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短編推理小説傑作集。全6話。 獣の家 静かな妾宅 本当のこと 夜顔 野ざらしの家 秋桜の家 巻末エッセイ「光が見えたあの頃」 編者 結城信孝 解説 初出誌、収録書一覧 という構成になっている。 家にまつわるものを集めている。 親子,夫婦が登場する。 人が亡くなる話、亡くなった話が出てくる。 犯人探しが目的ではない。 やや暗めなのが気になる。 巻末エッセイ「光が見えたあの頃」の中で, 「作家は時折,新作に関するインタビューを依頼されることがある。」 という書き出しで、 「この作品であなたは何を言いたかったのですか」 という質問を受けることを紹介している。 その次に、現代国語の設問について書いている。 (引用p291参照)
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図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 二七歳の素子は同年代の男より、孫ほどの歳の開きがある七五歳の橋爪に強く惹きつけられる。彼女はこの関係が永遠に続けばいいと願う。二人の静謐な世界を命がけで守ろうとする彼女の心情をミステリ色豊かに綴る「静かな妾宅」、夫を亡くした三八...
図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 二七歳の素子は同年代の男より、孫ほどの歳の開きがある七五歳の橋爪に強く惹きつけられる。彼女はこの関係が永遠に続けばいいと願う。二人の静謐な世界を命がけで守ろうとする彼女の心情をミステリ色豊かに綴る「静かな妾宅」、夫を亡くした三八歳の志保は十歳年下の義理の息子に仄かな恋心を抱く。中年女の切なさを細密画のように描く「秋桜の家」を含む小池短篇の集大成ともいえる傑作集。巻末に特別書き下ろしエッセイ収録。 野ざらしの家と秋桜の家がよかった そして巻末のエッセイ 意図なんて考えずに読むよね、うん
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