オウエンのために祈りを(上) の商品レビュー

ジョン・アーヴィング(著者),中野圭二(訳者)

2009/10/04

タイトルと冒頭部分から、なんとなく"かわいそうなオウエンのお話"を
イメージしていたのですが、そんなイメージは、オウエンの強烈さに
ふっとばされてしまいました。
オウエンは"全てを知って"いて、そして"自分なりのやり方"を見つけ出す
力をみせてくれました。

2009/10/04

小さい体に変な声のオウエン。その一生。小説の設定が自然とは言えないからかアーヴィングは苦手な人も多いけど私は好きです。

2009/10/04

運命というものがあるとすれば、神から与えられた使命があるとすれば、、オウエンが死ぬ場面は泣きそうになります。

2009/10/04

キリスト教に深く傾倒するオウエンの、意思の物語。キリスト教に関する部分の記述は難解だけれども、
ひとつの物語として、恐ろしく力強い。

2009/10/04

一際小さい身体のオウエン。異星人みたいなへんてこな声。
オウエンは、野球が大好きでリトルリーグで頑張ってるけれども
ボールがバットに当たった試がない。
ソレが　アル日　オウエンのバットにヒットして
大ファウルボールを打っちゃうのだけれど
ソノ　ボールが親友のお母サンの頭部に直撃して亡くなってしまう・・・

人生に　偶然は無くて　全ては必然。
宿命と戦う　小さいオウエンと親友ジョンの祈りにも似た生き方のお話。

泣けます。
リナのオウエンのために祈りをは、
涙でウネウネになってますｗ

2009/10/04

3回目かな？アメリカのキリスト教の混雑した感じと政治の不埒さを伝える熱意ある作品。アメリカ的なものを預言者でありスターであるオウエンが丸裸にする。