おひさまのブランケット の商品レビュー

山本文緒(著者)

幼馴染みの野々子と周…

[文庫ＯＦＦ]

幼馴染みの野々子と周太郎。憎まれ口もたたくけど互いになくてはならない存在。恋と友情のトライアングルの行方は…『プレミアム・プールの日々』も収録。

こちらはティーンズ向…

[文庫ＯＦＦ]

こちらはティーンズ向けの青春を描いた作品。もちろん他の山本文緒さんの作品とは作風が違います。中高生のときに読みたかった。さわやかです。

2023/11/15

初期の作品はあまり読んだ事がなかった。後書きでご本人様が述べているのがなるほどと思った。
高校生が主人公って、私の中での山本さんにはイメージになく。
それぞれの青さや幼馴染の感覚も分かるけど、ある意味では丸く納めようというのも分かる。それなりに楽しめた。

2012/09/26

コバルト文庫10作目の復刻版。
高校球児の周太郎と幼なじみの野々子はプラトニックながら恋人同士。しかし、プロになった周太郎は、ファンの美衣子ともいい雰囲気になり、どっちつかずの態度になってしまう。
また、この本には山本氏の小説家デビューのきっかけとなった、コバルトノベル大賞佳作「プレミアム・プールの日々」が収録されている。その意味で山本ファンは読むしかない一冊なのだ。なんてったって、この「プレミアム・プールの日々」が生まれて初めて書いた小説だというのだから驚きだ。内容は、高校生の光一郎が、プールの監視員のバイト仲間と繰り広げる青春物語。元水泳部の私としては、舞台がプールだと言うだけで心ときめきます。

2012/09/08

高校球児の周太郎。教師を目指している野々子。幼馴染のふたりは学校公認の仲。
プロ入りした周太郎と、周太郎を追って上京した野々子は、それぞれ別のきっかけで知り合った美衣子と言うひとつ下の女の子と知り合う。

ん～…このお話は、１章で終わりで良かった気がします。
周太郎が優柔不断すぎて、読んでて非常にモヤモヤした！（作者様の思うツボだと思いますが）
ランナーがいるのにも関わらず、ピッチャーが振りかぶるって言うシーンがあって、「え？」って思ってしまいました。

プレミアムプールの日々は面白かったです。

2012/08/12

コバルト文庫復刻版。

「おひさまのブランケット」1990年
高校野球からプロ入りした男の子を巡る二人の対照的な女の子の話。
男の子の優柔不断さが気になるけど、面白かった。

「プレミアム・プール」1987年
コバルト・ノベル大賞佳作にてデビュー作であり処女作。
純愛ラブストーリー。恋に憧れる若い女の子が書いたような作品。
(図書館)

2010/11/15

ひとりの野球少年を、二人の対照的な女の子がめぐって話が進んでいく。
対照的で、ひょんなことから知り合い、まさか同じ人を好きだとは気づかず話は進んでいく。一人の男の子を思う気持ちは純粋できらきらしていた。

2011/07/17

表題作のほうが好みだな。今回も優柔不断な周太郎だったが、なぜか前回とは違いイライラはしなかった。視点が変わり、テンポを崩さずに読み進められる。いつか自分も誰かのブランケットになりたいとか言ってみたり。

2009/10/15

山本文緒作品４作目！
またまたコバルトの復刻版です。
借りてきた中ではこれがラストかな？
そろそろ少女小説飽きてきたかな～笑

周太郎・野々子・美衣子の三角関係のお話。(プラス咲坂？)
私的には「…うん」って感じでした。
１章は本当に良かったです。
素直じゃない周太郎と野々子がじれったくて、でもかわいらしくて。
高校生らしいピュアな恋だな～と思いました。
でも！２章からは…正直微妙でした。
野々子と美衣子の友情は良かったのですが周太郎がねえ～。
なんなの！？と思ってしました。
咲坂の方が断然タイプでした。

次はコバルト脱出予定！

2009/10/07

2009.3.29
『おひさまのブランケット』
　これはちょっと・・・好きじゃないです。
　高校球児のお話

『プレミアム・プールの日々』
　山本文緒さんの、デビュー前の作品
　高校２年生の男の子が公園内のプールでアルバイト