生と死の歳時記 の商品レビュー

瀬戸内寂聴(著者),斎藤槇爾(著者)

2014/08/05

俳句を通して、お二人が感想を交わしながら、生と死についての感慨を記述するという構成でこの書は、編集されています。選ばれた俳句の傾向として、形而上学的な俳句も多くはないが入っていると思えました。どれも深遠なイメージを醸し出しています。俳句の味わいから、「生死」の問題まで楽しめる良書でした。