Miss You の商品レビュー

柴田よしき(著者)

2014/01/21

特に見たいテレビもないし〜
てな感じで読み始めたら、展開が気になり5時間弱で一気読み。
はぁ、あれやこれやいろんなことがあったなぁ。
こんなことに巻き込まれたら……。
自分からは立ち向かっていけないわ。

2013/08/11

先輩が殺され、しかも自分も誰かに嫌がらせをされている。「自分も先輩みたいに殺されるのか」という恐怖感と、「誰とも衝突したことなどないし、誰にも憎まれるようなことをした覚えも無い、一体誰が？」という焦燥感の描写がとてもリアルでした。脇役達もそれぞれ良い味が出ていましたし、ストーリーも面白かったので一気読みでした。
犯人の動機は納得のいくものでしたし、謎解きや心理描写の面でも破綻が無かったので、優れたミステリー小説だと言えます。
ただ、手掛かりがあからさまなのになかなか気付かない主人公にイライラしてしまいました。

2013/04/05

３月は漫画ばかり読んでたため（「ジャイアントキリング」「海皇記」）、小説は久しぶり。やっぱり、活字もいいもんだ。

さて、本作。
まあ、面白くは読めた。結構終盤まで謎を引っ張ってくれて…先が気になり、仕方がなかった。

ただ…作家の世界を舞台にした作品というのは、なにやら“手前味噌感”というか…作家のひとりよがり感というか…が先に立ち、いまいち世界観に没頭はできず、一歩引いた目で読んでしまうのよね（苦笑）。

ま、面白くはあったけど。

★３つ、７ポイント。
2013.04.05.了。

・・・しかし・・・柴田よしき（実は女性作家：笑）は４作目だけど・・・彼女って、同性愛ものとか不倫ものとかが好きなのね・・・。

2010/02/14

作家と編集者という未知の世界を垣間見れて、
なかなか興味深いです。

話の展開も面白いです。
いろんな伏線があって、
そのうち誰も信用できなくなってきます。
ミステリー好きにはオススメ。

このカテゴリに分類して良いものやら悩みましたが、
事件の根底にさまざまな愛憎が絡んでいるのでここに。
ドロッドロですけどね…。

☆☆☆☆ ホシ4つ

2009/10/07

どっかから抜粋。

『有美は２６歳、文芸編集者。
　業界ではかけだしながら生真面目さと熱意で仕事は軌道にのりつつある。
　しかし同僚の女性が殺され、元流行作家の妙な電話を受けてから有美自身も狙われはじめた。
　事故か。人ちがいなのか。
　婚約者、新人作家、流行作家などの輪が平凡なヒロインを目眩く翻弄する。待望のミステリー長篇。』

これ、久しぶりに本当に最後まで一気に読んでしまった。

編集者ってことで、かなり興味深い作家の実態が書かれてました。
といっても、それが本題じゃなくて、うまく散りばめてあっておもしろかった。

たくさん登場人物が出てきて、どれも個性的なので、誰が犯人かわからず、追い詰められてく感じもゾクゾクきた。
誰に恨まれてるかわからないって恐怖は、そこらへんに転がってて、誰でもその危険にさらされる可能性があるんですね。

その恐怖と裏腹に、ラストに向かうにつれて有美がどんどんかっこよくなってくとこにひきこまれる。

ドロドロして、最後はスッキリな感じが良かったです。

2009/10/04

面白かったぁー。一気読みです！！
最初の方はのーんびりペースで進むんだけど事件から一気に進む進む。
この人の作品は好きだなぁ〜。