リメイク の商品レビュー
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ハリウッドのドラッグと嘘と虚栄に満ち満ちた近未来SF。 コニーウィリスの章初めに引用する手法がこれでもかと使われて、冒頭ドタバタするもハッピーエンドまで落とし込むところもさすが。 ただ、男の子主役の荒っぽさややさぐれ感はちょっといただけないとこもあり、最後アリスとうまく行ったのは奇跡やと思う。 今回特に感銘を受けたのは、訳者の登場した映画をほぼ観て巻末に注釈を入れてくれてるところ。 単に翻訳するだけではなく、膨大な作品を見まくって、少しでも映画不慣れな読者の補完をしようと努力されてるのはすごすぎる。この仕事こそまさにプロでしょ。
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ジーン・ケリーよりフレッド・アステア贔屓でハリソン・フォード好きってな共通点があるからか?日本未公開な古いのは兎も角、うろ覚えでも作中に出てくる殆どの映画は観たことあるかも~で懐かし心は刺激された
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映画好きでないと読めない、私には駄作 表紙 3点東恩納 裕一 大森 望訳 展開 3点1995年著作 文章 5点 内容 390点 合計 401点
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新作映画をつくらなくなった21世紀のハリウッドが舞台です。映画ツウ度を試される「細かすぎて伝わらない」小ネタがてんこ盛りになっています。ロマンチックなボーイ・ミーツ・ガール風の近未来SFですね。
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映画サイトの検査をしてから、最近すっかり映画好き〜 これは映画とSF好きのための本! 巻末の注は翻訳者の大サービスです。 大森さん、ありがとう〜! しかしまあ、この「タイムトラベル」の理論は凄いですね・・・ 確かにコレも時間を越えたことにはなるんだろうけど^^; ・・・アリかこんなん??
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後書きに日本では観ることが出来ないとありますが、今はYouTubeで「ビギンザビギン」を観ることが出来ます。その他のダンスナンバーについても「ここにアリスがいるのかな~」と想像しなが観ることをおすすめします。
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アメリカはハリウッド。映画は全てCGで作成、生身の人間はいっさい使わない時代。過去の名作をあれこれイジッてリメイクするのが主流になってしまっている。 本当は映画大好きで口から出る言葉はたいてい映画の引用ばかり…な学生のトム、現実は酒とドラックほしさに、小遣いかせぎとして依頼された...
アメリカはハリウッド。映画は全てCGで作成、生身の人間はいっさい使わない時代。過去の名作をあれこれイジッてリメイクするのが主流になってしまっている。 本当は映画大好きで口から出る言葉はたいてい映画の引用ばかり…な学生のトム、現実は酒とドラックほしさに、小遣いかせぎとして依頼された映画の編集ばかり。名優そっくりに扮した『フェイス』と呼ばれる輩がぞろぞろいて、自分を出して欲しくて映画会社に売り込むのを見てうんざりしているトム。そんな中、実際に「映画の中で踊りたい」という女の子、アリスが現れた。 ※残念、140ページまでで断念。名作の引用が山ほど出てきて、映画にそれほどくわしくない私には頭を素通りして馴染めなかった。特有の造語にも。 いつかまた続きを読もう。
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(アメリカの特に古い)映画へのオマージュに溢れた小説。 引用や言及が200作を優に超えている。 映画好きとは言えない自分が理解できるのは10分の1程度か。 こんな小説を読むと、もっと映画を観ておきたかったと思う。
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古き良き時代のハリウッド・ミュージカルネタがてんこもりに出てくる。 フレッド・アステアにジーン・ケリー。そして「掠奪された七人の花嫁」は歴史に残る名作。この本で読んで観た。
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設定はSFですが物語は恋愛小説の王道、ボーイ・ミーツ・ガールです。ミュージカル映画に詳しい方が読めば面白さ倍増でしょう。
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