自由死刑 の商品レビュー
本書が原作のTVドラマの事を時々思い出すのだが先日、偶々、『六番目の小夜子』を視聴して、小日向と栗山はここでも共演してたかと。
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自殺すると決めた男性の最後の一週間、意図せず他人の都合に巻き込まれていく話。「死のアーティスト、自由の過酷を思い知る」と表紙にコピーがついていて、なんとなく手に取った本。 読み始めは「うーん…」、読むのを辞めようかと思いつつ、我慢して読んでいたら、中盤辺りからちょっと面白みが出...
自殺すると決めた男性の最後の一週間、意図せず他人の都合に巻き込まれていく話。「死のアーティスト、自由の過酷を思い知る」と表紙にコピーがついていて、なんとなく手に取った本。 読み始めは「うーん…」、読むのを辞めようかと思いつつ、我慢して読んでいたら、中盤辺りからちょっと面白みが出て来て、後半はスピード感とともに読めたのですが、読後また「うーん…」。 ずいぶん前に「あしたの喜多善男」というドラマにもなったようで、映像だったらもうちょっと違う見方ができたかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1週間後に自分は自殺する。それは自由死刑だ。 喜多善男の死ぬまでにやっておきたいことをやりつくした1週間と、その後の死と向き合った時間。 この2つの時間の間で、死ぬことのもつ意味や重さが全く違っていて驚いた。 死のうと思うことと、死ぬことは全く異なっていて、死を考えることの延長線上に“死”はないのだと思った。
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自殺を「自由死刑」と名付けた男の、死刑執行までの1週間を書いた御話。自殺実行前の展開は興味深いが、実行後が普通すぎてつまらなく感じた。どうにでも解釈できるような結末。結局、また邪魔が入ったのか?それとも逝けたのか?それとも、そこが「死ねない地獄」なの??2008.1.10
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死について考えるとかこれを読んで考えたりはしないんだけど、もうタイトルからぐっと来てしまうのです。面白いのです。
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