床下仙人 の商品レビュー
サラリーマン小説。意外な結末でおもしろかった。表題作の「床下仙人」はユーモアがあるけど読んだあとなんかゾッとする。「てんぷら社員」「シューシャイン・ギャング」も好きだなあ。シューシャインのシマザキさん、実写化するなら堤真一さんがイメージに沸いたけど安直かな(フライダディの影響)(...
サラリーマン小説。意外な結末でおもしろかった。表題作の「床下仙人」はユーモアがあるけど読んだあとなんかゾッとする。「てんぷら社員」「シューシャイン・ギャング」も好きだなあ。シューシャインのシマザキさん、実写化するなら堤真一さんがイメージに沸いたけど安直かな(フライダディの影響)(2007/7/30)
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レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/88785466.html
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ちょっと不思議で社会風刺も混じったサラリーマン視点の短編集。読みやすかったです。ただ、ポップ絶賛の評判を聞いて手にしたので期待しすぎてしまった…。
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「これを『おもしろくない。』と言うならば、もうおすすめする本はありません」という帯書き。 タイトルからして、いかにも面白そうじゃないですか。 期待は膨らみ、読み始めてみると、「何が起きているんだ?どうなるんだ?」という展開。 しかし、思わず唸るようなオチはありませんでした...
「これを『おもしろくない。』と言うならば、もうおすすめする本はありません」という帯書き。 タイトルからして、いかにも面白そうじゃないですか。 期待は膨らみ、読み始めてみると、「何が起きているんだ?どうなるんだ?」という展開。 しかし、思わず唸るようなオチはありませんでした。 ストーリーの緻密さもないし・・・(まあ、それが気軽に読める良さに繋がっているんですけどね)。 それでも、風刺が効いているし、考えさせられるところもあって、なかなか面白かったです。
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表題になっている、仕事人間の主人公が、床下に住む住人に自分の居場所を奪われるという話ほか四話の短篇集。考えさせられる話ばかり。pc時代の怖いところを風変わりに書いている「てんぷら社員」と最後の「シューシャイン・ギャング」が面白かった。
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床下に誰かが住んでいるって話。 世にも奇妙な物語でありそうな内容だけどおもしろかった。 仕事に忙殺されるような生活はしたくないね。
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奇想天外な設定なんだけど、なんだかありえそうな気がしてしまうところがすごい。解説にあるとおりチャップリンのコメディーと評するのが一番ぴったり。表面的な可笑しさの裏の哀しみ、笑えぬ痛切な哀切感。よく出来た短編集です。
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奇妙な展開。 話の入り口から、妙な雰囲気が漂う。 床下に人が住む、その実態を知ったときの主人公の脱力を考えると切ない。表題通り、ユーモラスな作品だが、働く大人が読めば、ドキっと考えさせられると思う。 また、床下に住んでいる男の風貌が、現実とも、非現実ともつかず、実につかみどころが...
奇妙な展開。 話の入り口から、妙な雰囲気が漂う。 床下に人が住む、その実態を知ったときの主人公の脱力を考えると切ない。表題通り、ユーモラスな作品だが、働く大人が読めば、ドキっと考えさせられると思う。 また、床下に住んでいる男の風貌が、現実とも、非現実ともつかず、実につかみどころがないところがまたおもしろかった。
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シニカルでファンタジーだけど、リアルな短編集。10年も前から「派遣社長」のような話があったのには驚いた。どの話も最後考えさせられるのが◎
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よくこんなユーモアを新聞や雑誌などで見かけるが、私にはまだわからない。もう少しおっさんにならないと。
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