アフリカ旅日記 の商品レビュー

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2022/12/10

アフリカ旅日記は星野さんが最後に旅立つ日の前日に脱稿したとのこと。10日間のアフリカでの旅がまるで星野さんの日記を読んでるかの感覚で読める。 個人的にはもう少し星野さんが感じたであろうアフリカとアラスカの自然との違いやジェーン・グードルから受けた影響について聞いてみたかったかな

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2018/07/13

「アフリカ旅日記」星野道夫著、メディアファクトリー、1999.08.20 138p ¥1,470 C0095 (2018.07.13読了)(2018.07.13拝借) 副題「ゴンベの森へ」 【目次】 アフリカだ!アフリカだ! 東京発12時40分チューリッヒ行き タンザニアへ ...

「アフリカ旅日記」星野道夫著、メディアファクトリー、1999.08.20 138p ¥1,470 C0095 (2018.07.13読了)(2018.07.13拝借) 副題「ゴンベの森へ」 【目次】 アフリカだ!アフリカだ! 東京発12時40分チューリッヒ行き タンザニアへ ダルエスサラーム、ジェーンの家 キゴマ、そしてタンガニーカ湖 ゴンベの夜 森の問題児フロド ジェーンの滝 ぼくのファンタジー タンガニーカ湖の浜辺で フロドとジェーン 古い友人フィフィ ゴンベを去る日 旅の終わりに ☆関連図書(既読) 「カナダ=エスキモー」本多勝一著、朝日新聞社、1981.09.20 「エスキモー 極北の文化誌」宮岡伯人著、岩波新書、1987.02.20 「アラスカ物語」新田次郎著、新潮社、1974.05.25 「イニュニック[生命]」星野道夫著、新潮文庫、1998.07.01 「GOMBE」星野道夫著、メディアファクトリー、1997.09.30 「星野道夫の仕事 第1巻 カリブーの旅」星野道夫写真・池澤夏樹編、朝日新聞社、1998.09.20 「星野道夫の仕事 第2巻 北極圏の生命」星野道夫写真・池澤夏樹編、朝日新聞社、1998.12.05 「星野道夫の仕事 第3巻 生きものたちの宇宙」星野道夫写真・池澤夏樹編、朝日新聞社、1999.02.05 「星野道夫の仕事 第4巻 ワタリガラスの神話」星野道夫写真・池澤夏樹編、朝日新聞社、1999.04.05 (「BOOK」データベースより)amazon タンザニアの奥地にあるゴンベ動物保護区。ここで40年近く、チンパンジーの観察研究に取り組んでいるジェーン・グドールは世界中のナチュラリストの憧れの人だ。本書は星野道夫がジェーンを訪ねたわずか10日間の旅の記録である。

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2010/04/09

星野道夫著。1999年。アラスカに居住している著者が、アフリカのタンザニアで女性動物学者とチンパンジーの観察をする。動物の研究にもかなりの資金が必要であり、動物学者といえども観察や研究ばかりしていることはできず、もっぱら資金集めが重要な仕事になってしまっているらしい。森で生活する...

星野道夫著。1999年。アラスカに居住している著者が、アフリカのタンザニアで女性動物学者とチンパンジーの観察をする。動物の研究にもかなりの資金が必要であり、動物学者といえども観察や研究ばかりしていることはできず、もっぱら資金集めが重要な仕事になってしまっているらしい。森で生活するフロドと呼んでいるチンパンジーの描写が多いが、これまで数年も観察をしているため、時に凶暴になり時にやさしくなるなどの性格は把握できているとのこと。アラスカには無いような環境であるが、どちらにも共通して、自然の秩序を守りながら人間が活動をしないといけない。

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2009/10/07

「見知らぬ異国にやって来て考えることは、そこで暮らす人々と自分の埋めようのない距離感と、同じ時代を生きる人間としての幸福感の多様性である。どれだけ違う世界で生まれ育とうと、私たちはある共通する一点で同じ土俵に立っている。それは、たった一度の人生をより良く生きたいという願いなのだ。...

「見知らぬ異国にやって来て考えることは、そこで暮らす人々と自分の埋めようのない距離感と、同じ時代を生きる人間としての幸福感の多様性である。どれだけ違う世界で生まれ育とうと、私たちはある共通する一点で同じ土俵に立っている。それは、たった一度の人生をより良く生きたいという願いなのだ。そう思った時、異国の人々の風景と自分が初めて重なり合う」(p.42)

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