少年たちのおだやかな日々 の商品レビュー
【言いません】 見られてしまった人間と見てしまった人間。 年齢、性別関係なく対象となってしまった時、そこに新たな感情が錯綜する。 ラストは正に子供心の爆発。 【ガラス】 プラスの効果が大きい分マイナスもでかい。 思い込み。一度、自分で決めてしまうと、周りの言葉も中々入ってこな...
【言いません】 見られてしまった人間と見てしまった人間。 年齢、性別関係なく対象となってしまった時、そこに新たな感情が錯綜する。 ラストは正に子供心の爆発。 【ガラス】 プラスの効果が大きい分マイナスもでかい。 思い込み。一度、自分で決めてしまうと、周りの言葉も中々入ってこない。 実に厄介だ。 【罰ゲーム】 思考がサイコパス。弟も既にサイコパス。 倫理もへったくれもあったもんじゃない。 ぞわぞわする思いの先に、続きを渇望する自分がいる。 【ヒッチハイク】 予期せぬ事から予期せぬ事態に巻き込まれて、いつしか中心にいる。 そんなことって多々あるよな。 最後の一線を超えなければ… 【かかってる?】 催眠と一言に括っても色々ある。 人間の脳と思いは、難しい。 【嘘だろ】 驚きの事実が上塗りされた時、後の事実が余計に増幅される。 【言いなさい】 真実と嘘は紙一重なのか。 1つの事象に2つの違う思いがある時、周りは一体何を思うのか。
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数年前に読んだものを再読。 どこにでも居そうな少年達の、日常の歯車が少しずつ狂って行ったような短編集。 どれも後味の悪さがあり、一気に読めた。 この後の少年達が気になる。
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サクッと気持ちの悪い気分にしてもらえるので 世に奇妙〜系統がお好きな方にはゆるく楽しめる作品かと思います。
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なるほどね。少年たちにとっては、こういうものをかわしたあとにおだやかな日々が来るってことか。あるいはある種の少年たちにとってはこれが「おだやかな」日々ということなのかも、とか考えると、ぞっとするね。
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少年たちのおだやかな日々とはほど遠い短編集。 でも最後ははおだやかな日々に戻っていく。 嫌ミスの部類だろうが、後味は悪くない。 (図書館)
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確かダ・ヴィンチに載っていたので興味本位で買った本です。 ダ・ヴィンチの紹介と本の帯にも書いてあったんですが、 怖いです、後味最悪です、痛いです。 全っ然穏やかではありません。 強いて何が穏やかかと言えば、 登場人物の過去が穏やかで普通な日常だった……位ですね。 表紙は...
確かダ・ヴィンチに載っていたので興味本位で買った本です。 ダ・ヴィンチの紹介と本の帯にも書いてあったんですが、 怖いです、後味最悪です、痛いです。 全っ然穏やかではありません。 強いて何が穏やかかと言えば、 登場人物の過去が穏やかで普通な日常だった……位ですね。 表紙は緒方剛志さんのイラストで、 黒っぽい背景に無表情の制服姿の少年が書いてあります。 表紙のイメージは内容と結構合ってると思います。
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タイトルとはうらはらな少年たちのあまり穏やかじゃないお話の短編集。 友達の母親の浮気現場を目撃しちゃった話など、主人公は普通に生活してただけなのに困った状況に置かれるハメになったり、人生は理不尽だなあ、と思ってしまう内容が多かったかな。
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同級生の母親の不倫現場を目撃した時ビックリしました。しかも読んでいるうちに段々と怖い方向に進んでいる気がしました。
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いい感じに後味が悪く気持ちが悪い。少し意味が分からないところも少し。どの話もその後を想像してしまいます
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人間の根幹に問いかけるようなぞっとする物語を求めて購入したが、そういったものではなく、 私には不気味さを奇抜に煽ることだけが目的のように見えてしまった。
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