女王メアリ 血の死刑台 の商品レビュー
スコットランドの女王…
スコットランドの女王、メアリとイギリスの女王エリザベスの戦い。
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その美しさからライバ…
その美しさからライバルに憎まれ、断頭台に散った悲劇の女王の人生を描いた歴史ロマンです。それでも読んでよかったと思う一冊です。
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メアリ・スチュアート…
メアリ・スチュアートの華麗な生き様と、その不幸な最後。エリザベス女王との対決も見ものです。
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1982年『断頭台に消えた女王…』の再編集。スコットランドを統合した英国国王になる期待から(ダーンリによる)息子(ジェームス6世→ジェームズ1世)は死刑執行に同意した。姦通の証拠となる書簡を焼却したので真相は基本的には謎のまま。 ツヴァイクの名著を踏まえて(“婚姻による王冠”を望...
1982年『断頭台に消えた女王…』の再編集。スコットランドを統合した英国国王になる期待から(ダーンリによる)息子(ジェームス6世→ジェームズ1世)は死刑執行に同意した。姦通の証拠となる書簡を焼却したので真相は基本的には謎のまま。 ツヴァイクの名著を踏まえて(“婚姻による王冠”を望んで不仲になっていた)夫ダーンリ殺しは彼女の意思によるものではなく(ダーンリをグラズゴーから連れ出したのは最後の復縁の試みであったと)下手人とされたボスウェルと愛人関係はなかった(のちにレイプされて堕胎の許されないカトリックの掟で結婚したが)、ボスウェル擁立の貴族たちの陰謀であったと新資料や詳細な分析をもとに“最近の定説”を披露している。それにしても説得力と卓抜な乗馬能力で何度も窮地を脱出している。 「無実でないとするとダーンリ爆殺事件以降の態度が不審すぎる」のは同意しないでもない。最終章の国王暗殺連座での死刑も嵌められた罠か 君主の処刑というのは絶対主義の当時では法的には問題がある。エリザベスもさんざんためらった。 題名は『悲運の女丈夫国王』あるいは『断頭台に立つ深紅の死装束』でどうか。
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スコットランドが大好きなので、メアリ二世の小説ないかなぁと思ってたらこの本を見つけた。 ・・・おもしろい。悲劇の女王は伊達じゃない。 メアリに対してエリザベスの抱えてたドロドロした感情も詳しく読んでみたいなー。
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