ランチタイム・ブルー の商品レビュー

永井するみ(著者)

2018/10/09

三十歳を目前にしインテリア・コーディネーターに転職した知鶴が、女性上司の広瀬や年下の男性同僚の森と共に、仕事やうっすらとした恋もしながら八つの謎に出会う。亡くなる人やストーカーや少しの悪意のようなものもありつつも重くなり切らず、もう半分のちょっとした謎のような、どこか軽やかな印象の方が後に残った。

2015/06/27

インテリアコーディネーターの会社に転職した女性の周囲は、なにかいつも奇妙な出来事が。
連作。

日常系ミステリ。でもほのぼの。
こういうの書かせたらうまいよなあと思います。

2014/02/23

日常のミステリーを駆け出しのインテリアコーディネーターの女性が解決していく連作短編集。とくに大事件が起こるわけではないが、主人公千鶴の仕事での成長ぶりと一所懸命さが爽やかで気持ちよく読めた。

2012/05/06

28歳、独身、駆け出しのインテリアコーディネーターを主人公とする連作短編集。
話が綺麗すぎてもの足らなかった。
それと彼氏は思慮なさすぎで、聡明な主人公には合わないと思うのに、主人公が彼との付き合いに疑問を持たないのが不思議。
（図書館）

2011/01/07

(収録作品)ビルト･イン/ムービング/ウィークエンド･ハウス/ビスケット/ランチタイム･ブルー/ハーネス/フィトンチッド/カラフル

2012/04/24

ミステリ―小説を読むなんて私には珍しい。
でも帯の紹介文で何だか面白そうだと思って読みました。

ミステリ―と言っても殺人とか気難しいものではなく、日常的なごくまれに有りそうなもの。
その設定が面白く、また読みやすかったです。

2010/02/08

ランチタイムの憂欝から始まるいろいろなミステリー。
これは推理物では決してないけれどミステリーではある。
読みやすかったと思います

2010/01/16

殺人事件あり日常の謎あり、の連作ミステリ。ちょっと棘のあるものもあるけれど、全体としては優しい印象を感じる一冊。
お気に入りは「ハーネス」。この本の中で一番ちっぽけな「謎」だし、その真相もたいして驚きというものではないのだけれど。なんだか穏やかでいいんだよなあ。物語の前半と後半での読み心地ががらりと変わる一作だと思う。

2009/10/04

29歳主人公の周りで起こる大小さまざまな事件。８つの話はどれも読みやすく、けれど軽い〜！なかには複線もほとんどなくいきなりそうくるんだ？みたいのもあるしミステリーとしてはイマイチ。それでもこの人の文体好きなんだなぁ。とりあえず全作品読破してみたいと思ってます！

2009/10/04

仕事とPrivateと，っていう古典的なテーマを巧く書いたんじゃないかなー．
さらっと読める短編集．