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軽いお姫さま の商品レビュー

4.6

5件のお客様レビュー

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2023/12/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「軽いお姫さま」を岩波少年文庫と読み比べるため手に取った。こちらは妖精文庫の5巻なので、表題作以外に妖精や鬼が出てくる作品が4篇。 妖精の淡白なのか短気な悪戯者なのかよくわからないところが好きか嫌いか、人により分かれそうですが、この本では、妖精のやる事により、いい結末を迎える話が多いので、楽しめました。 マクドナルド以外の作者はあまり知らなかったが、ユーイングの「アメリアと小人たち」やヒューゲッセンの「チャーリーと妖精たち」なども面白かった。でも、やはり表題作が一番印象に残っている。お姫さまが王子を助けるために必死になり、無事助かった時に大泣きするところは何度読んでも泣ける。 妖精のお話がなぜ生まれたのか、なんて難しいことを考えていると、妖精に悪戯されちゃうかな。

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2009/11/10

小学生の頃に読んだのを見つけて再読。 懐かしい~! 表紙とか違うからきっと出版社が違うんでしょうが、まあいいや。 しかし王子様って大変。好きなお姫さまのために命はるって、なかなかできないことですよね。 そして湖に一緒に飛び込んでデートはなんだか妙にえろいな。

Posted byブクログ

2009/10/17

2007.08. 荻原さんの紹介で、読みたくなった「軽いお姫さま」は妖精文庫(全5巻)に収録されていた。表紙に魅了され期待して読み出し、期待以上なふんわり姫でした。体も心(頭)も軽いふんわり姫はまるで、ウンディーネのよう。教訓とかそんなのはあんまり感じられなくて、時々入るおちゃめ...

2007.08. 荻原さんの紹介で、読みたくなった「軽いお姫さま」は妖精文庫(全5巻)に収録されていた。表紙に魅了され期待して読み出し、期待以上なふんわり姫でした。体も心(頭)も軽いふんわり姫はまるで、ウンディーネのよう。教訓とかそんなのはあんまり感じられなくて、時々入るおちゃめがおもしろいし、人物描写がすばらしいわ。妖精との生活を送った子も、恐ろしいしっかり娘も、いつか遠くない昔にいたんだろうなと思うと幸せな気持ちになる。やっぱりこういう話は大好きだ。

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2009/10/04

呪いで重さを奪われてしまったお姫さま。ふわふわと浮き、泣いたことがなく心も軽く、だから恋をしたこともありません。 そのお姫さまに恋をした一人の王子が、お姫さまのお気に入りの湖が枯れるのを止めるために人柱になることに。それにも心を痛めることのないお姫さま。けれど変化は突然におこりま...

呪いで重さを奪われてしまったお姫さま。ふわふわと浮き、泣いたことがなく心も軽く、だから恋をしたこともありません。 そのお姫さまに恋をした一人の王子が、お姫さまのお気に入りの湖が枯れるのを止めるために人柱になることに。それにも心を痛めることのないお姫さま。けれど変化は突然におこります。 私が読んだのは実はこれじゃありません。「昼の少年夜の少女」って短編と二本収録されたハードカバーの「ふんわり王女」でした。全集の一本だったかと。多分絶版になってます。この「軽いお姫さま」には「昼の少年夜の少女」は収録されていないようで、そっちは別に入手していただくしかないみたいです。 「昼の少年夜の少女」も込みですごい好きで、G・マクドナルドの本は読み漁った時期がありましたが、結局この2本が一番好きです。

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2009/10/04

読んだのは岩波の児童文庫版だけど、そっちはno imageだったので、さみしいのでこちらに…。 これもアーサー・ヒューズの挿し絵が入っていてとても美しかった。こっちにも入ってるのかな?

Posted byブクログ