星の草原に帰らん の商品レビュー

バルダンギン・ツェベクマ(著者),鯉渕信一(訳者)

2017/06/13

◆きっかけ
『読書からはじまる 長田弘』のp19に「ロゼッタ石や死海文書や敦煌の遺跡など、失われた言語の解読が遥か後世のわたしたちの目の前によみぎえらせたのは、もはや滅んだ言語とともに生きていた人たちの喜びや悲しみまで含めて、その生活の文化の全体、すなわち失われた日常でした。」という箇所があって、ふと、未解読文字のことが気になって未解読文字について検索したら出てきた「契丹文字」をキーワードにブクログ検索したらこちらが出てきて。2017/6/13

2010/08/16

ツェベクマさんの一生を本人が語ったもの。頭が下がります。モンゴルの現代史を学ぶ上でも、生き証人の迫力ある言葉が読める貴重な１冊だと思う。