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ヴィラ・マグノリアの殺人 の商品レビュー

3.4

17件のお客様レビュー

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2012/06/07

ヴィラ・マグノリアという婦人が殺害される話…ではありませんよ? 鎌倉や藤沢に近い架空の街「葉崎市」にある10棟の邸宅地・ヴィラ葉崎マグノリア3号棟で、無残に損壊された男性の死体が発見されます。身元は不明。殺害推定日は台風の夜なため目撃者もほぼ無く、おまけに周囲の残り9棟の住人た...

ヴィラ・マグノリアという婦人が殺害される話…ではありませんよ? 鎌倉や藤沢に近い架空の街「葉崎市」にある10棟の邸宅地・ヴィラ葉崎マグノリア3号棟で、無残に損壊された男性の死体が発見されます。身元は不明。殺害推定日は台風の夜なため目撃者もほぼ無く、おまけに周囲の残り9棟の住人たちも一見普通人なのに、なんだかひと癖ふた癖ありそうで、しかもヒミツを抱えているのも1人や2人じゃなさそうで…。そんな中、もうひとつ殺人がおきてしまった……。 『小さな町を舞台にし、主として誰が犯人かという謎をメインにした、暴力行為の比較的少ない、後味の良いミステリ――これすなわち、コージー・ミステリです』 巻頭・著者のことば そんなジャンルがあるなんてこの本で初めて知りました…。勉強になりまちた。 確かに典型的に「コージーミステリ」です。海沿いの田舎町が舞台ですからの~んびり、登場人物もあまり危機感がありません。けれど、人間関係の中に結構暗いものがあって「後味のよさ」は…ビミョー…。大団円、ではあるんでしょうけどね。 ところで、双子の女の子が出てくるんですけどね。小学生が「せんに、海岸に出た時」なんて言葉使わないんじゃないかと思うんですけど。(せんに=先に)……ねぇ?

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2010/01/19

『古書店アゼリアの死体』の前に書かれた作品。 つーても、葉崎市という架空の市で起きた事件という以外に接点は特にナシ。 コージー・ミステリーだけに軽く、後味は良い。 けど。 『古書店~』の時も思ったのだけど、全体的に散漫な印象なんだよね。たぶん、これといった主人公がいない・これ...

『古書店アゼリアの死体』の前に書かれた作品。 つーても、葉崎市という架空の市で起きた事件という以外に接点は特にナシ。 コージー・ミステリーだけに軽く、後味は良い。 けど。 『古書店~』の時も思ったのだけど、全体的に散漫な印象なんだよね。たぶん、これといった主人公がいない・これといった記述者がいない・途中で人が消えるなどが原因かと。 途中で人が消えるというのは、よくあることなのだけど、どうもこのシリーズではいただけない消え方というか…重要そうな鍵を握るのかとか、この人の関わったことが重要でのちのちこの人が関わってくるのかと思いきやその人はそこで物語と切り離されてサヨナラ、っていう。書き方の問題かなあ。(思ったのは、十勝川ばーさんと岩崎) オチは良かったと思います。『古書店~』もわりと似た雰囲気の終わり方ですね。 ある意味怖い。

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2009/10/04

コージー・ミステリが元々好きなのですんなりハマった。 パンプキンスープの詳細レシピがついてたりすると二度おいしいのになぁ。

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2009/10/04

最初に、顔と指がつぶされた死体が出てくるものの、全体的にほんわかトーンの話。 でも、甘いだけじゃないよ。

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2009/10/07

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!二つの事件のつながりはどこに?住人達の素顔も次第に明らかになって――。 ...

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!二つの事件のつながりはどこに?住人達の素顔も次第に明らかになって――。  粒よりユーモアをちりばめたコージー・ミステリーの快作!

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2009/10/04

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人 は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、 ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!住人達の素顔も次第に明らかになって――。  粒よりユーモアをちりばめ...

海に臨むヴィラ・マグノリア。その空き家になった一棟で、死体が発見された。ヴィラの住人 は一癖ある人ばかりで、担当刑事達は聞き込み一つにてんてこ舞い。捜査に手間取るうちに、 ヴィラの住人が殺される第二の事件が発生!住人達の素顔も次第に明らかになって――。  粒よりユーモアをちりばめたコージー・ミステリーの快作!

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2009/10/07

小さな町を舞台とし、主として誰が犯人かという謎を  メインにした、暴力行為の比較的少ない、 後味の良いミステリ  ――これすなわち、コージー・ミステリです。 と、「著者のことば」に書かれているように、殺人事件は起きるものの おどろおどろしい場面の描写はなく、登場人物の人と...

小さな町を舞台とし、主として誰が犯人かという謎を  メインにした、暴力行為の比較的少ない、 後味の良いミステリ  ――これすなわち、コージー・ミステリです。 と、「著者のことば」に書かれているように、殺人事件は起きるものの おどろおどろしい場面の描写はなく、登場人物の人となりやら人間関係やらの描写が物語りの大部分を占めている。 登場人物それぞれの性格とか、誰が誰をどう思っているかなどのことを、ふむふむと味わっているうちに 犯人探しの輪が縮まってくるという寸法である。 各人・各家庭の事情や 過去と現在が絡まって、≪葉崎≫という狭い町を迷路のように入り組ませているが、迷路パズルはいつか必ず一本の道となってゴールに通ずるのである。

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