アサヒビール大逆転の発想 の商品レビュー

飯塚昭男(著者)

2009/10/04

そもそもビール会社がどんな変遷を経て今に至っているのかさえ知らなかった。
エビスビールがサッポロ会社というのも時々わからなくなる位の疎さだったが
この本を読み、巨大ビール市場もそれなりに大変なのだなぁと感じた。

今やスーパードライは定着した人気商品なのだと思うが
そういったヒット商品を生むにはどんな苦労があるのかも垣間見れた気がする。
同業他社との競合の中でどのように経営者らが改革を実践してきたのか
など興味深い歴史がわかりやすく書かれている。

大手企業の歴史を読むのは雑学としてもいいかな。
ただし、ちょっと古い。
当時では発泡酒を世に出すのはよほど困っている時など、といったような
コメントが経営者などから出ていたそうだが、今やそれも
古い発想ってこと。。？